メールを削除した場合、回復可能なアイテム領域 (Deletions) に移動し、既定で 14 日経過後に完全削除される動作です。 なお、訴訟ホールドなどの保持機能が有効である場合は、回復可能なアイテム領域 (Deletions) から削除されたあと、指定した保持期間まで…
Exchange Online Protection (EOP) から送信する際の送信元 IP アドレスや URL については公開された情報がないことを確認しました。 以下の公開情報にExchange Online で受信する際の IP アドレスが公開されていますが、送信時の IP アドレスではないようで…
メールアイテムアクセスに関する操作を監査ログで確認する場合、Search-MailboxAuditLog にて取得可能な Operations の"MailItemsAccessed" のログを確認することで可能です。 "MailItemsAccessed" は、今までは、E5 または E5 コンプライアンス アドオン サ…
制限付きエンティティに登録された場合、送信スパムの機能によりスパムの送信元と判定され、送信が制限されます。 制限付きエンティティに登録されることは回避することができません。 この機能によりアカウントを乗っ取られた際に大量にスパムメールが送信…
メールを送信した場合に、550 5.6.0 のエラーコードが返された場合についてご紹介指定と思います。 エラー例 550 5.6.0 CAT.InvalidContent.Exception: TextConvertersException, Input document is too complex. 550 5.6.0 のエラーコードは、メッセージア…
現在、Remove-Msoluserでアカウントを削除することができますが、2024年3月には廃止される予定なので、今後のアカウント削除コマンドレットについてご紹介したいと思います。 jpazureid.github.io 2023年3月には廃止されるといいながら、ここまで延長されて…
鈴木財務相が「納税は議員が判断」とコメントしたようで「納税は個人の自由」らしいですが、e-taxで確定申告をやりました。 「噓つきは議員の始まり」と言われるくらい議員の信頼度は地に落ちましたね。 それはさておき、今回、医療費が10万円を超えていた…
メールボックス、および、配布リストなどのグループでは、[メールボックス所有者として送信する] 権限をユーザーに付与することで、そのユーザーから対象のメールボックスやグループのメールアドレスを差出人として送信することが可能です。 なお、[メールボ…
MC713038 にて、Search-AdminAuditLog(管理者監査ログ)、Search-MailboxAuditLog(メールボックス監査ログ) が廃止されることが公開されました。 なお、現時点では 2024 年 4 月30日に変更を実施し、2024 年 5 月中旬に完了する予定です。 以下のMicrosof…
検疫に隔離されたメールを一覧でCSVファイルに出力する場合、Powershell で Get-QuarantineMessage を実行することで可能です。 なお、検疫はスパム、マルウェア、フィッシングなどで判定された場合に、隔離される場所です。 以下の記事も参考としてください…
以前、メール受信後のセキュリティ対策としてZAPの機能があることを以下の記事でご紹介しました。 it-bibouroku.hateblo.jp ZAP が動作したメールの確認には以下のような方法がありますので、参考にしてくださいね。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || […
最近、GoogleでもDKIMの認証が強化された情報がありますが、現時点では、SPF/DKIM/DMARC の登録が必須であるというわけではなく、登録していなくてもメールの送信は可能です。 SPF/DKIM/DMARCはメールの送信時になりすまし送信ではないことを証明する認証方…
インプレースアーカイブ(オンラインアーカイブ)を有効にすることにより、プライマリメールボックスとは別にアーカイブメールボックスが作成されるため、アーカイブメールボックス側にメールアイテムを移動させることで、プライマリメールボックスの容量の逼…
検疫された際にユーザーに通知が届くかどうかは、設定されている [検疫ポリシー] により変わり、検疫された際にユーザーに通知を行いたい場合 [DefaultFullAccessWithNotificationPolicy] を選択されていることで可能となります。 以下に既定で設定されてい…
安全なリンク / 安全な添付ファイルのスキャンを回避する場合、トランスポートルールにて回避することができます。 以下に設定手順をご紹介したいと思います。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 安全なリンクポリシーの適用を回避するル…
Defender for Office365 Plan1 および Plan2 ライセンス(MDO)を所有することで、既定 (初期状態のまま) の状態にて、 "組み込み保護 [Built-in protection (Microsoft)] のポリシー"により、安全なリンク、安全な添付ファイル ポリシーが動作します。 (ads…
Exchange Online の以前の動作として、同じMicrosoft365テナント内(組織内)のユーザー間のメッセージはスパムやフィッシングの判定を行わずに通常のメッセージとして処理していました。 組織内のユーザー間でも危険なメッセージのやり取りが行われる可能性…
Azure Virtual Desktop (AVD)を利用している環境にてTeams会議で画面共有を行うとフリーズする場合の回避策についてご紹介したいと思います。 Azure Virtual Desktop(AVD)Microsoftが発表したAzureで提供するWindows10のデスクトップ仮想化(VDI)サービスです…
Microsoft Purview (Microsoft 365 コンプライアンス) の統合監査ログについて、E5 などのライセンスが付与されているユーザー以外 (監査 Standard) の保持期間が 2023 年 10 月 17 日以降、90 日から 180 日に変更されました。 なお、E5 などのライセンスが…
Outlookクライアントに外部テナントのユーザーの予定表を追加する場合、組織の共有の設定をおこない、自身のテナントに別テナントのユーザーをメール連絡先を登録する必要があります。 Outlook on the web の場合は、都度スケジュールアシスタントで空き時間…
今回は、共有メールボックスのフォルダが英語表記になる動作について解説していきたいと思います。 [共有メールボックス] の言語の動作について、[Outlook クライアント] から [共有メールボックス] へ初回アクセスを行った際は英語表記となる動作であること…
アイテム保持ポリシーで[Microsoft 365 グループメールボックスとMicrosoft365グループサイト] を指定した場合はグループ メールボックスと SharePoint チーム サイトの両方のアイテムが対象となります。 アイテム保持ポリシーをグループメールボックスに対…
Teamsで他のMicrosoft365テナントとチャネルを共有する場合、共有チャネルを利用することで可能です。Teams では、共有チャネルを外部で共有することは既定で有効になっていますが、Azure AD テナント間アクセス設定を構成する必要があります。
受信したメールに[ATT00001]のファイルが添付されている事象について、以下の2つの可能性がありますので、ご紹介していきたいと思います。 // 埋め込み型の添付ファイルの場合 Exchange Online (Exchange Server) では、メールの構成上メッセージ テキスト…
今回は、Powershell でコマンドレットで Exchange Online の設定や確認をおこなう場合に、Exchange Online に接続する手順を解説します。 Powershell とは、画面上の設定をコマンドレットで実行する場合などに利用するものです。 画面でできないことが Power…
共有メールボックスについては、メンバーに追加したユーザーにてフルアクセス許可の権限により共有メールボックスにアクセスし、メールの送受信が可能です。 なお、複数のユーザーでひとつのメールボックスを共有しているため、誰かひとりでもメールを開いた…
Outlookクライアントの"このフォルダーはサーバー上にあり、アイテム数が多いため一部のみが表示されます Microsoft Exchange の詳細を表示するには、ここをクリックします" のハイパーリンクをクリックすることでキャッシュ保持期間外のメールアイテムをサ…
今回は、アイテム保持ポリシーや保持機能の無効化を処理させる際に動作する管理フォルダアシスタントについて記載したいと思います。管理フォルダーアシスタントは、アイテム保持ポリシーに構成されたメッセージ保持設定を適用する Microsoft Exchange メー…
Teamsのチャットメッセージをバックアップする場合、コンテンツの検索の機能を利用することで、各ユーザーのチャット データを PST ファイルとしてエクスポートすることが可能です。 当該機能を利用のうえ、PST ファイルとしてエクスポートし、Outlook へイ…
共有メールボックスやユーザーメールボックスに対してフルアクセス許可を付与することでメールボックスにアクセスしメールを閲覧することができます。 フルアクセス許可を付与した場合、自動的にAutomapping(オートマッピング)機能が有効化され、Outlookク…