社畜の所業

社畜の所業

Office365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

【Microsoft365参考書】アイテムが突然、消失した場合の原因として考えられることは?

f:id:it-bibouroku:20210404095716p:plain

メールアイテムが意図せず消失したという事例があることを確認しています。 

 

今回は、代表的な事例についてご紹介していきたいと思います。 

 

  

[受信トレイ ルール] または [仕分けルール] を設定している

ユーザーにて、メールボックスに [受信トレイルール] や [仕分けルール] の設定が可能です。 

メールアイテムの削除や受信後のリダイレクト処理により、メールアイテムが削除されてしまう場合があります。 

 

  

[アイテム保持ポリシー] の設定がある場合

アイテム保持ポリシーにより、プライマリ メールボックス内のアイテムを定期的に削除、もしくは、アーカイブメールボックスへ移動させることが可能となります。 

既定の設定としてユーザーを作成すると、ユーザー メールボックスに対して既定のアイテム保持ポリシー ( Default MRM Policy ) が設定される動作となります。 

設定内容は、Exchange 管理センターより、[コンプライアンス管理] – [アイテム保持ポリシー] にて確認ができます。 

既定の設定では、迷惑メールフォルダ以外のアイテムを自動削除する設定はありませんが、アーカイブメールボックスに移動する設定がありますので、アーカイブメールボックスにメールアイテムが移動している場合があります。

  

 

他のメールクライアントやモバイルデバイスなどに接続し利用している

Outlook クライアントの他に、接続されているすべてのメールクライアント、またはその接続方法(例 : POP / IMAP など)により動作が変わります。 

メールアイテムをローカル端末にダウンロードする設定により、メールアイテムがサーバー上から消えてしまう事例がございます。 

※POP接続でサーバーにコピーを残さないように設定しているなど

  

 

[古いアイテムの整理] の設定がある

Outlook クライアントを利用の場合、 [古いアイテムの整理] 設定をされている場合にはアイテムが自動的に整理される動作となります。 

 

support.office.com

 

  

ユーザーの操作ミスによるアイテムの移動

マウスカーソルをドラックしてメールアイテムやフォルダーの移動ができることから、誤ってドラッグ アンド ドロップなどの操作により削除済みアイテム フォルダーへ移動させてしまうことにより、意図せず削除してしまう場合があります。 

  

Outlook クライアント 

・Delete もしくは Ctrl + D 

削除済みアイテムフォルダーに移動します。 

  

・Shift + Delete 

回復可能なアイテムフォルダーの Deletions に移動します。 

  

・Backspace 

アーカイブフォルダーに移動します。 

  

Outlook on the web 

・Delete 

削除済みアイテムフォルダーに移動します。 

  

・Shift + Delete 

回復可能なアイテムフォルダーの Deletions に移動します。 

  

・E キー 

アーカイブフォルダーに移動します。 

  

social.msdn.microsoft.com

 

以下の記事でも、アイテムが消失した場合の調査手順や復元などご紹介してますので、ご参照いただけますと幸いです。

 

 

it-bibouroku.hateblo.jp

 

【Microsoft365参考書】(更新)MC288630 回復可能なアイテム領域のアイテムがアーカイブメールボックスへ移動する期間が1日に変更

f:id:it-bibouroku:20210404095716p:plain

 

現在の動作としては、ユーザーが [削除済みアイテム] フォルダーから削除したアイテムは [回復可能領域] に移動します。 

既定の設定の状態でご利用の場合は、14 日経過すると当該のアイテムは [回復可能領域] から削除されますが、インプレースアーカイブが有効で、かつ訴訟ホールドなどの保持機能が有効な場合は、更にインプレースアーカイブ側の [回復可能領域] に移動する動作になっております。 

 

アーカイブ側の [回復可能領域] への移動は保持タグ [Recoverable Items 14 days move to archive] (14日経過すると回復可能領域のアイテムがアーカイブに移動する)により行われます 

 

  

メッセージセンターのMC288630にて、今までは "Recoverable Items 14 days move to archive" タグにより、回復可能なアイテム領域内のアイテムを 14 日経過後に、アーカイブメールボックスの回復可能なアイテム領域に移動を行っておりましたが、以降は、"Recoverable Items 14 days move to archive" タグの設定は無視され、1 日経過後にアーカイブメールボックスの回復可能なアイテム領域に移動を行う動作に変更されます。 

 

 

要するに回復可能なアイテム領域のアイテムをアーカイブへ移動するどんな保持タグを設定したとしても、1日経過後にアーカイブメールボックスの回復可能なアイテム領域にアイテムが移動するということですね。 

 

なお、アイテム保持ポリシーを「ポリシーなし」とした場合でも、この動作はおこなわれますので、回復可能なアイテム領域のアーカイブメールボックスへの移動は回避できません。

 

 

 

メッセージセンターのMC288630の内容を以下に記載します。

 

メッセージの概要 

2021 年 10 月 5 日更新: 明確にするために投稿を更新しました。ご意見ありがとうございます。 

  

プライマリ メールボックスの "Purges" フォルダ、"Versions" フォルダ、および "検出保持" フォルダに保存されているメールボックス アイテムを毎日アーカイブ メールボックスに自動的に移動する更新プログラムを展開しています。お客様は、記載されている「回復可能なアイテム」フォルダにメールコンテンツをアーカイブするための個別のポリシーを作成する必要がなくなりました。この変更のロールアウトが完了すると、これらのフォルダに対して顧客が作成した既存のアーカイブ ポリシーは無視されます。この変更は、"回復可能なアイテム" フォルダーの一部でもある "削除" フォルダーには影響しません。 

  

これが起こるとき:   

10月中旬に展開を開始し、10月末までに完成する予定です。 

  

これが組織に与える影響: 

この機能が展開されると、"回復可能なアイテム" フォルダーの "削除"、"バージョン"、および "検出保持" フォルダー内のメールボックス アイテムは、それらのフォルダーに入った 1 日後にアーカイブ メールボックスに移動を開始します。また、メールボックス内のこれらのフォルダに対して作成した既存のアーカイブ ポリシーは無視されます。これらのフォルダーはユーザーに表示されないので、顧客のエクスペリエンスに変化はありません。 

  

準備するために必要な操作: 

この機能の更新プログラムを受け取るために必要な作業は何もありません。ただし、上記の手順で、影響を受けるフォルダに関連する既存のアーカイブ ポリシーは無視されます。Exchange 管理者向けのトレーニングまたは参照資料を更新して、これらのフォルダのアーカイブ ポリシーを作成する必要がなくなったことを強調することができます。 

 

【Microsoft365参考書】(MC288051)自動拡張アーカイブの最大容量が無制限から1.5TBとなりました

f:id:it-bibouroku:20210404095716p:plain

インプレースアーカイブを有効化することで、アーカイブメールボックスにアイテムを移動し、プライマリメールボックスの容量の逼迫を回避することが可能です。

 

通常、アーカイブメールボックスの容量の上限は100GB (ExchangeOnlinePlan1の場合は50GB)となりますが、自動拡張アーカイブを有効化することで、容量を拡張することができます。

 

今までは公開情報では、無制限と記述されておりました。

 

 

 

 

今回、メッセージセンターのMC288051にて、2021/11/1から1.5TBが上限になると明記されました。

 

動作上、無制限ではなく、1TBでしたので、0.5TB多くなるということですね。

 

 

インプレースアーカイブや自動拡張アーカイブについて、以下の記事でもご紹介しておりますので、ご参照いただけますと幸いです。

 

 

it-bibouroku.hateblo.jp

 

また、MC288051の内容についても、抜粋して記述します。

 

 

自動拡張アーカイブ機能のサービスの説明と関連する公開文書から「無制限」という単語を削除し、アーカイブメールボックスに1.5TBの制限を設けます。この制限は構成できません。

 

ポイント

タイミング: この変更は 2021 年 11 月 1 日から有効になり、すべての環境に適用されます。
ロールアウト: テナント レベル
アクション: レビューと評価


これが組織に与える影響:

この制限が有効になると、ユーザーはオンライン・アーカイブを 1.5 TB 以上拡張できなくなります。現在のドキュメントで説明したように、自動拡張アーカイブは、1 日あたり 1 GB を超えない増加率を持つ個々のユーザーまたは共有メールボックスで使用されるメールボックスに対してのみサポートされます。履歴、トランスポート ルール、または自動転送ルールを使用してアーカイブを行う目的でメッセージを Exchange Online アーカイブにコピーすることは許可されていません。ユーザーのアーカイブ メールボックスは、そのユーザーのみを対象としています。Microsoft は、ユーザーのアーカイブ メールボックスを使用して他のユーザーのアーカイブ データを格納する場合、または不適切な使用の場合に、アーカイブの自動拡張を拒否する権利を留保します。

以前 Microsoft サポートと協力して、1.5 TB を超える既存のアーカイブに対して例外を提供した場合、これらの特定のアーカイブはこの変更の影響を受けません。ただし、1.5 TB を超える新しいアーカイブを作成することはできません。

 

準備するために必要な操作:

アーカイブのサイズを確認する必要がある場合は、アーカイブのサイズが制限に近い可能性がある場合は、アーカイブの一部を削除することを検討してください。アーカイブ メールボックスのサイズを表示するのには、メールボックスのフォルダー統計を使用できます。

 

 

docs.microsoft.com

 

なお、アーカイブメールボックス領域が一定の容量を超えたメールボックスを抽出して出力するコマンドレットはありませんが、すべてのユーザーメールボックスアーカイブメールボックス領域の使用容量を TB に統一して取得いただきソートいただくことで、現在の使用容量を容易に確認することができますので、ご参考としていただけますと幸いです。

  

ユーザーのアーカイブ領域を TB で統一して取得するコマンド 

※ インプレースアーカイブが有効なユーザーメールボックスの情報が出力されます。 

  

[実行例] 

$UserList = Get-Mailbox -Archive -Resultsize unlimited -RecipientTypeDetails UserMailbox 

  

$MailboxStat = $UserList | Foreach { Get-MailboxStatistics -Archive -Identity $_.UserPrincipalName ; Start-Sleep -m 200 } 

  

$MailboxStat | select DisplayName,@{name="TotalItemSize (TB)";expression={[math]::Round(($_.TotalItemSize.Value.ToString().Split("(")[1].Split(" ")[0].Replace(",","")/1TB),2)}},@{name="TotalDeletedItemSize (TB)";expression={[math]::Round(($_.TotalDeletedItemSize.Value.ToString().Split("(")[1].Split(" ")[0].Replace(",","")/1TB),2)}} | Sort "TotalItemSize (TB)" -Descending | Export-Csv -Encoding UTF8 -NoTypeInformation -Path "C:\Temp\ArchiveTotalItemSize_TB.csv

 

<出力結果> 

DisplayName : 表示名 

TotalItemSize (TB) : アーカイブメールボックスの通常領域の使用容量 

TotalDeletedItemSize (TB) : アーカイブメールボックスの回復可能なアイテム領域の使用容量 

 

コロナワクチンの2回目の接種が完了しました

f:id:it-bibouroku:20211003090547p:plain

コロナワクチンの2回目の接種が完了しました

副反応はどうでした?

 

接種した翌日に熱とダルさはでましたが、よく寝たら元気になりました

はい

 

今回、病院でファイザーのワクチンの予約が取れ、2回目の接種が完了しました。

 

予約をすると、同時に2回目の接種も予約されるようになっており、ファイザーなら3週間後、モデルナだったら、4週間後に自動的に予約されるシステムになっていました。

 

まず、1回目の接種の副反応は、接種した日の夜くらいから注射を打たれた腕の痛みが出て、3日くらい腕が上がらない状態になりました。(筋肉痛よりもちょっと痛いくらいの痛みでした)

 

ちなみに注射自体は全く痛くなかったですね。インフルエンザのワクチンの場合、液が注入されるときに痛みがありますが、そういうのも感じなかったです。

 

2回目は、接種した日の夜くらいから腕の痛みと微熱(37度2)が出てきて、翌日の昼くらいから寒気が出てきて、熱は37度5くらいでしたが、頭痛が出てきたのとだるさがインフルエンザにかかった時の感じに似ていて、座っているのもつらいくらいでした。

 

病院でカロナール(解熱剤)を自費購入できたので、それを飲んだら落ち着きましたが、夜に再度、同じ状態に戻りました。

早めに就寝したら、次の日には元気になっていました。(腕の痛さは残ってますが)

 

やっぱり睡眠が大事なようです。

 

 

2週間後にはワクチンの効果が出るらしいので、ちょっと飲みに行ったり、温泉でも行こうかと思います。

もちろん、対策はちゃんと講じたうえでですが。

 

接種前に最低限、以下のものは用意しておいた方がいいと思います。

 

 

【Microsoft365参考書】既定のアイテム保持ポリシーを「なし」にすることができるか?

f:id:it-bibouroku:20210404095716p:plain

新規にメールボックスを作成した際、既定ではアイテム保持ポリシーは「Default MRM Policy」が割り当てられますが、「割り当て無し」とするように可能であるかについてご紹介していきたいと思います。

 

アイテム保持ポリシーについては、以下の記事をご参照いただけますと幸いです。

 

it-bibouroku.hateblo.jp

 

 

新規作成のメールボックスの既定のアイテム保持ポリシーを変更する場合、MailboxPlan の機能を利用することで可能です。 

  

ただし、MailboxPlan の RetentionPolicy 属性の値を Null とした場合、該当 MailboxPlan を使用してメールボックスの作成を行う際に、テナント内のアイテム保持ポリシーより、IsDefault の値が "True" となっているアイテム保持ポリシーが適用される動作となっており、メールボックス作成時にアイテム保持ポリシーを割り当てない(ポリシーなし) とする設定はできません。

 

 

 そのため、保持タグが設定されていない新規アイテム保持ポリシーを作成し、作成した新規アイテム保持ポリシーを MailboxPlan の RetentionPolicy に指定することで可能です。 

  

以下に保持タグを持たないアイテム保持ポリシーを新規作成し、対象のポリシーを MailboxPlan に設定する手順をご案内いたします。 

 

    

保持タグを含まないアイテム保持ポリシーを作成するコマンド 

PowerShell より Exchange Online に接続し実行します。 

 

it-bibouroku.hateblo.jp

 

  

[構文] 

New-RetentionPolicy -Name "設定するアイテム保持ポリシー名" 

  

[実行例] 

New-RetentionPolicy -Name "NoRetentionPolicy" 

  

Get-RetentionPolicy などで新規アイテム保持ポリシーの作成を確認後、MailboxPlan を設定します。 

  

メールボックスプランのアイテム保持ポリシーを設定 

上記で作成したアイテム保持ポリシーをメールボックスプランの規定値に設定します。 

  

1. MailboxPlan の名前を確認します。 

※ Identity と RetentionPolicy を出力します。 

  

[構文] 

Get-MailboxPlan | Select Identity,RetentionPolicy 

  

[実行結果例] 

Identity                                                      RetentionPolicy 

--------                                                      --------------- 

ExchangeOnlineDeskless-c6aaa2f3-113d-45c1-a731-d7e04f2d3***   Default MRM Policy 

ExchangeOnlineEnterprise-a9f39747-bfbc-49c2-8f47-811fe96c5*** Default MRM Policy 

ExchangeOnline-8ea90f48-a64a-4459-b7c8-4d06b77dd***           Default MRM Policy 

ExchangeOnlineEssentials-53073394-8d9f-41d0-8757-9f6a76af5*** Default MRM Policy 

※ RetentionPolicy が $Null(なし) である場合、既定のアイテム保持ポリシーが割り当てられる動作となります。 

  

備考 

Get-MailboxPlan にて取得が行えるプランにつきまして、以下のとおりです。 

  

・ ExchangeOnlineDeskless-...   → Kiosk Plan 

・ ExchangeOnline-...           → Exchange Online Plan 1 が内包されているプラン 

・ ExchangeOnlineEnterprise-... → Exchange Online Plan 2 が内包されているプラン 

・ ExchangeOnlineEssentials-... → 使用されていないプランであることを確認しております。 

  

  

2. 上記で取得した MailboxPlan の Identity を指定してアイテム保持ポリシーの変更を行います。 

  

[構文] 

Set-MailboxPlan -Identity <プラン名> -RetentionPolicy "アイテム保持ポリシー名" 

  

[実行例 .1] 

※ Exchange Online Plan 2 の既定で適用されるアイテム保持ポリシーを変更する 

Set-MailboxPlan -Identity ExchangeOnlineEnterprise-d0429bb2-94eb-4000-b3a3-712c5fbeexxx -RetentionPolicy "NoRetentionPolicy" 

  

[実行例 .2] 

※ すべての Exchange Online プランで既定で適用されるアイテム保持ポリシーを変更する 

Get-MailboxPlan | Set-MailboxPlan -RetentionPolicy "NoRetentionPolicy" 

  

上記実行後、今後該当の MailboxPlan を用いて新規作成されるメールボックスに対してのみ変更がおこなわれる動作です。 

  

docs.microsoft.com