Microsoft 365 のデータについては、システム障害や地域災害からデータを守るために、常時データを複製し、少なくとも 2 か所のデータ センターに保管し冗長化を図っています。
Microsoft では、標準的なポリシーとしてデータ センターの正確な場所を開示してませんが、日本のデータ センターは東京と大阪に設置しており、バックアップをとりながら、ミラーリングしている状態でサービスを提供しています。
なお、データの保存先はテナントのリージョンとなるため Microsoft 365 管理センターのデータの場所にて記載されているデータ保存場所に接続されることが想定されます。
データの場所の確認手順をご紹介したいと思います。
データの場所を確認する手順
- 全体管理者にて、Microsoft365管理センターへアクセスします。
- 左メニューの[設定] > [組織設定] をクリックし、上部の [組織のプロファイル] をクリックします。
- [データの場所]をクリックします。
データ センターの地域
グローバルな地域 | 顧客データを保存できる場所 |
---|---|
グローバル地域 1 – EMEA (ヨーロッパ、中東、アフリカ) | オーストリア、フィンランド、フランス、アイルランド、オランダ |
グローバル地域 2 – アジア太平洋 | 香港特別行政区、日本、マレーシア、シンガポール、韓国 |
グローバル地域 3 - 米国 | ブラジル、チリ、米国 |
国/地域固有のデータ センターの都市の場所
国 | 都市 |
---|---|
オーストラリア | シドニー、メルボルン |
ブラジル | リオ、カンピナス |
カナダ | ケベックシティ、トロント |
欧州連合 | オーストリア (ウィーン)、フィンランド (ヘルシンキ)、フランス (パリ、マルセイユ)、アイルランド (ダブリン)、オランダ (アムステルダム) |
フランス | パリ、マルセイユ |
ドイツ | フランクフルト、ベルリン |
インド | チェンナイ、ムンバイ、プネ |
日本 | 大阪、東京 |
韓国 | 釜山、ソウルl |
ノルウェー | オスロ、スタヴァンゲル |
南アフリカ | ケープタウン、ヨハネスブルグ |
スイス | ジュネーブ、ズリック |
アラブ首長国連邦 | ドバイ、アブダビ |
英国 | ダーラム、ロンドン、カーディフ |
米国 | ボイドトン、シャイアン、シカゴ、デモイン、クインシー、サンアントニオ、サンタクララ、サンノゼ |