Powershell の V3 モジュールにて、Connect-ExchangeOnline のコマンドレットで Exchange Online に接続している状況であれば、先進認証で接続していると判断できますが、確認する方法としては、AzureAD のサインインログに記録されることを確認してます。
また、簡単な方法としては、Get-EXOMailboxなど先進認証でしか利用できないコマンドレットがありますので、Get-EXOMailboxを実行してエラーが表示されなければ、先進認証で接続されていると判断できます。
AzureADサインインログで確認する場合は、以下の手順にて実行し、サインイン情報が表示された場合、"先進認証" によるアクセスがおこなわれていると判断ができます。
先進認証で Windows PowerShell に接続していることを確認する方法
1. 全体管理者アカウントで、Microsoft 365 管理センター (https://admin.microsoft.com) にサインインします。
2. 左側の [管理センター] から [Azure Active Directory] をクリックします。
3. 画面左側の [Azure Active Directory] をクリックします。
4. 中央ペインの [監視] - [サインイン ログ] をクリックします。
5. [フィルターの追加] をクリックし、[クライアント アプリ] にチェックを入れ [適用] をクリックします。
6. 画面上部に追加表示された [クライアント アプリ] をクリックします。
7. [先進認証クライアント] の種類の [モバイル アプリとデスクトップ クライアント] にチェックを入れ [適用] をクリックします。
8. [フィルターの追加] をクリックし、[アプリケーション] にチェックを入れ [適用] をクリックします。
9. [アプリケーション] の入力欄に [Microsoft Exchange REST API Based Powershell] と入力し、[適用] をクリックします。
また、Outlookクライアントで先進認証で接続しているかについては、基本的には最新のバージョンで利用していれば、何もしていなくても先進認証での接続でありますが、以下の方法で確認することができます。
Outlook クライアントにて認証を確認する方法
1. Outlook クライアント 起動後、タスクトレイ上の Outlook のアイコンを Ctrl キーを押しながら、右クリックします。
2. [接続状態] をクリックします。
3. [プロトコル] と [認証] の列を確認します。
・プロトコル : HTTP → MAPI over HTTP
RPC → Outlook Anywhere (RPC over HTTP)
・認証 : ベアラー → 先進認証
クリア → 基本認証