共有メールボックスのメンバーとして登録した場合、フルアクセス許可とメールボックス所有者として送信する権限が付与されます。
共有メールボックスのメンバーの上限は?
メンバー設定上限について情報は公開されていないものの、アクセス許可設定 (ACL : アクセス制御リスト) に登録可能な容量に上限が設けられているため上限に達すると、それ以上のユーザーの追加が行えない動作となります。
ACL の上限は、1 つのオブジェクト につき最大で 32 KB までであることを確認してます。
なお、登録数が 200 名程度で ACL の上限に達するようで、以下エラーメッセージが表示されることを確認してます。
最高で400名程度登録することができたという情報も確認してます。
エラーメッセージ
Length of the access control list exceed the allowed maximum.
なお、ユーザー単位ではなく、メールが有効なセキュリティグループを用いて付与することで、アクセス許可設定 (ACL : アクセス制御リスト) に登録可能な容量を削減することが可能です。
メールが有効なセキュリティグループは、1 オブジェクト(1 ユーザー)として計算が行われます。
ただし、共有メールボックスの最大同時アクセス数は、最大 25 ユーザーを目安として利用することを推奨しているようです。
同時アクセス数は、ユーザー メールボックスの下に共有メールボックスが表示されている状態でも、必ずしも常時セッションが張られているということではないので、共有メールボックスに対するフルアクセス許可のユーザーが 25 名以上いる場合でも、同タイミングで複数ユーザーが同時にアクセス操作を行われない限り、問題はありません。
まとめ
結論としては、メンバー数は200名程度は登録できますが、同時にアクセスするような利用方法となる場合は、25名以内に抑えたほうがよさそうです。