社畜の所業

社畜の所業

Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

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【Microsoft365参考書】共有メールボックスのメンバーの上限はあるか?

共有メールボックスのメンバーとして登録した場合、フルアクセス許可とメールボックス所有者として送信する権限が付与されます。

 

メンバー設定上限について情報は公開されていないものの、アクセス許可設定 (ACL : アクセス制御リスト) に登録可能な容量に上限が設けられているため上限に達すると、それ以上のユーザーの追加が行えない動作となります。 

 

  

なお、登録数が 200 名程度で ACL の上限に達するようで、以下エラーメッセージが表示されることを確認してます。 

 

  

エラーメッセージ 

Length of the access control list exceed the allowed maximum. 

 

 

 

なお、ユーザー単位ではなく、メールが有効なセキュリティグループを用いて付与することで、アクセス許可設定 (ACL : アクセス制御リスト) に登録可能な容量を削減することが可能です。 

 

  

ただし、共有メールボックスの最大同時アクセス数は、最大 25 ユーザーを目安として利用することを推奨しているようです。

同時アクセス数は、ユーザー メールボックスの下に共有メールボックスが表示されている状態でも、必ずしも常時セッションが張られているということではないので、共有メールボックスに対するフルアクセス許可のユーザーが 25 名以上いる場合でも、同タイミングで複数ユーザーが同時にアクセス操作を行われない限り、問題はありません。

 

 

 

結論としては、メンバー数は200名程度は登録できますが、同時にアクセスするような利用方法となる場合は、25名以内に抑えたほうがよさそうです。