社畜の所業

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Office365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

【Office365参考書】共有メールボックスがライセンスを付与せずに100GBの容量が利用できる?

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共有メールボックスはライセンスが無くてもメールボックスを利用できる機能ですが、現状では容量は50GBとして作成されます。

以前、共有メールボックスの新規作成を行った際に、Exchange Onilne プラン 2 相当の機能が利用できる状態にて共有メールボックスが作成されていた時期がありました。

その当時に作成した共有メールボックスは、現在でも100GBの容量が利用できる状態であるようです

 

上記状況の中、MC142451 にて情報が公開され、2018 年 7 月 31 日以降は新しい共有メールボックスまたはリソースメールボックスを作成した場合は、デフォルトで 50 GBになること、および 50 GBを超える共有メールボックスが必要な場合は Exchange Online Plan2 ライセンスをそのメールボックスに割り当てる必要という内容が展開されております。  

MC142451 について、英文となりますが、以下の内容を抜粋して記述いたします。  

   

We're making some changes to the way shared and resource mailboxes are created in Exchange Online. Starting July 31st, the creation of a new shared or resource mailbox will default to 50GB. If you require a shared mailbox that is larger than 50GB, an Exchange Online Plan 2 license will need to be assigned to that mailbox. Once a license is assigned, the mailbox size should quickly increase to 100GB. 

 

 

 

そのため、共有メールボックスをライセンスを付与していない状態で 100 GB にて利用することは、ライセンス要件を満たしていない状態であり、サポートされていない状態となります

サポートされた状態で利用したいのであれば、ライセンスを購入せずに100GB利用するのはやめたほうがいいと思います。

 

公開情報にて、ライセンスが付与されていない共有メールボックスは、サイズ制限を 50 GB に制限されることが明記されており、100 GB に拡張するには、Exchange Online Plan2などのライセンスを割り当てていただくよう記述されてます。  

 

 

docs.microsoft.com

 

ライセンスがない場合は、共有メールボックスは 50 GB に制限されます。 サイズ制限を 100 GB に増やすには、Exchange Online プラン 2 のライセンス、または Exchange Online Archiving アドオンのライセンス付きの Exchange Online プラン 1 のライセンスを共有メールボックスに割り当てる必要があります。

 

 

ライセンスを付与しないのであれば、以下の Powershell のコマンドレットにて、現在の上限である 50 GB に変更してください。

  

CSV ファイルを利用し、一括でサイズを変更する手順  

 

1. 対象メールボックスをまとめた CSV ファイルを作成する  

設定を行うメールボックスを記載した CSV ファイルを作成します。  

CSV ファイルの記述方法について、以下にサンプルをご案内いたします。  

   

<CSV ファイルの構文>  

Identity  

"対象共有メールボックスのアドレス"

   

<CSV ファイルの作成例>  

Identity  

User01@contoso.com  

User02@contoso.com  

(以下 省略)  

   

※ 1 行目は固定で、設定を行うユーザーやアドレスを 2 行目以降に記載します。  

※  UTF-8 形式での保存をお願いします。    

   

[補足] UTF-8 での保存の手順  

(1). CSV ファイルを右クリックし、[プログラムから開く] - [メモ帳] の順にクリックします  

(2). 開いたメモ帳で [ファイル] - [名前を付けて保存] の順にクリックします。  

(3). ファイルの種類で「すべてのファイル」を選択します。  

(4). 文字コードで「UTF-8」を選択します。  

(5). [保存] をクリックします。  

   

 2. 作成した CSV ファイルを用い、特定の複数メールボックスの値を変更する  

   

[構文]  

Import-Csv "<保存した CSV ファイルパス>" | Foreach {Set-Mailbox -Identity $_.Identity -ProhibitSendReceiveQuota <設定する容量> -ProhibitSendQuota <設定する容量> -IssueWarningQuota <設定する容量>}  

   

[実行例]  

Import-Csv "C:\Temp\MailboxList.csv" | Foreach {Set-Mailbox -Identity $_.Identity -IssueWarningQuota 49GB -ProhibitSendQuota 49.5GB -ProhibitSendReceiveQuota 50GB}