
「駐車していたのにぶつけられた…」
このケースは、実は想像以上に多いトラブルです。
実際に私も大雪で駐車場がせまくなっていたこともあり、車にぶつけられました。
動いていない車にぶつけられた場合でも、対応を間違えると
- 修理費で損をする
- 保険で不利になる
- 示談トラブルになる
といった問題につながることがあります。
ここでは、事故後にやるべき具体的な手順をわかりやすく解説します。
- ① まずは警察への届け出(物損事故)
- ② 現場・傷の写真を必ず撮影
- ③ 相手の情報を確認
- ④ 自分の保険会社にも連絡する
- ⑤ 修理か現金受取かを検討
- ⑥ 過失割合はどうなる?
- ⑦ 示談書は必ず確認
- 相手とのやり取りは保険会社がおこなってくれるのか?
- 【応用編】損をしないための考え方
- まとめ
① まずは警察への届け出(物損事故)
相手が連絡してくれている場合でも、必ず警察の事故処理が入っているか確認します。
- 事故証明が出るか
- 物損事故として受理されているか
保険請求には「交通事故証明書」が必要になります。
② 現場・傷の写真を必ず撮影
保険会社とのやり取りでは、証拠が命です。
撮影しておくべきポイント:
- 車全体(位置関係がわかる写真)
- 傷のアップ
- ナンバー
- 周囲の状況(白線・障害物など)
時間が経つと状況は変わります。
気づいた時点ですぐ撮影しましょう。
③ 相手の情報を確認
最低限確認する情報:
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 車両ナンバー
- 加入している保険会社名
④ 自分の保険会社にも連絡する
「100%相手が悪いから連絡しなくていい」は危険です。
理由:
- 過失割合の交渉サポートを受けられる
- 弁護士特約が使える可能性
- 今後のトラブル予防になる
特に弁護士特約がある場合は、積極的に相談しましょう。
⑤ 修理か現金受取かを検討
ここが大きな分かれ道です。
修理する場合
- きれいに直る
- 将来的な査定への影響を抑えられる
現金で受け取る場合
- 修理しなければ手元にお金が残る
- 軽微な傷なら合理的な選択
注意点
- 修理しない場合でも「事故歴」は残る可能性あり
- 見えない内部損傷があることも
ディーラーや板金業者で一度見積もりを取るのがおすすめです。
⑥ 過失割合はどうなる?
駐車中(完全停止)であれば、原則「10:0」で相手過失となるケースが多いです。
ただし例外もあります:
- 駐車違反状態
- 危険な停め方
- 私有地での特殊ケース
必ず保険会社に確認しましょう。
⑦ 示談書は必ず確認
示談成立後は原則やり直しができません。
確認ポイント:
- 修理費以外の補償は含まれているか
- 代車費用は出るか
- 評価損(格落ち)は請求できるか
不安な場合は弁護士特約の活用がおすすめです。
相手とのやり取りは保険会社がおこなってくれるのか?
ケースにもよりますが、駐車場に停めている車にぶつけられた場合、こちらは完全無過失なので、自分でやり取りをしないといけません。
あなたにも「過失がある」場合(例:8:2 など)
→ あなたの保険会社が前面に出て、相手側の保険会社と交渉します。
これは保険会社が「示談交渉サービス」を行えるためです。
あなたが完全に無過失(10:0)の場合
→ あなたの保険会社は原則、交渉できません。
理由はシンプルで、
保険会社は「あなたに支払う義務が発生する事故」でないと示談交渉を代行できないからです。
駐車中でぶつけられた場合はこのケースが多いです。
この場合は:
-
相手側の保険会社から直接あなたに連絡が来る
-
修理や示談のやり取りをあなた自身が行う
という流れになります。
自分の保険会社は何もしてくれないのか?
いいえ、そんなことはありません。
✔ アドバイスはしてくれます
✔ 事故受付はしてくれます
✔ 今後の流れの説明はしてくれます
弁護士特約がある場合
→ 弁護士に交渉を依頼できます(自己負担なしが多い)
無過失事故では特に強力です。
【応用編】損をしないための考え方
実は重要なのは「修理費」だけではありません。
- 将来の売却価格
- 保険料への影響
- 精神的ストレス
トータルで考えることが大切です。
場合によっては「評価損(格落ち)」を請求できるケースもあります。
まとめ
駐車場でぶつけられた場合の流れ:
- 警察確認
- 写真撮影
- 相手情報の確認
- 自分の保険会社へ連絡
- 修理か現金か検討
- 示談内容を慎重に確認
慌てず、記録を残し、プロを使う。
これが最も損をしない対応です。