直接送信は特別なメールフローではなく、Exchange Online 組織外のメールサーバーから Exchange Online 内部のメールボックスにメールを配信するメールフローであり、Exchange Online を通して組織外にメールを配信することはできません。
-補足-
SMTPリレーのように、Exchange Onlineを中継して外部に送信することができません。
あくまで、送信元のシステムやクライアントからOffice365のメールボックスで受信するだけです。
例えば、Gmailなどの外部のメールサービスから Exchange Online ユーザーへのメールを送信することも直接送信と言えます。
なお、受信者アドレスのドメインの MX レコードが Exchange Online に向いていない場合には、送信元から Exchange Online への配信時に直接 Exchange Online のサーバーを指して送信する必要があります。
-補足-
スマートホストとして、Exchange OnlineのMXレコードを指定します。
もちろん、外部のシステムから受信するだけなので、ライセンスは必要ないですし、Exchange Onlineで設定する項目は全くありません。
構成要件としてあげられるのは、以下のとおりです。
[直接送信の構成要件]
SMTPリレーやSMTPクライアント送信に比べたら、単純なメールフローですね。
ただ、受信するだけという認識でいいと思います。