社畜の所業

社畜の所業

Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

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【Microsoft365参考書】550 5.7.13 STOREDRV.AuthenticationRequiredForPublicFolder

エラー内容

550 5.7.13 STOREDRV.AuthenticationRequiredForPublicFolder

 

上記のエラーは、パブリックフォルダーにて外部からのメール、および指定されたユーザーメールアドレス以外からのメールに対して、受信制限を実施されている際に表示されるエラー内容であることを確認してます。 

  

配信制限を確認する手順を、以下にご案内いたしますので、ご確認ください。 

 

 

 

パブリックフォルダーの配信制限の値につきまして 

  1. 管理者アカウントにてExchange 管理センター にアクセスします。 
  2. Exchange管理センター左メニューより、[パブリック フォルダー] > [パブリック フォルダー]の順に選択し、該当のパブリックフォルダーを選び [編集] (鉛筆のマークをクリックします。 
  3. [パブリック フォルダー]ダイアログ ボックスで、[メール フローの設定]をクリックします。 
  4. [メッセージの配信制限]にて[受信を許可する送信者のパラメーターが [すべての送信者にチェックが付いていることを確認します。 
  5. [次の一覧の送信者のみ]にチェックが付いており、表示名、あるいはメールアドレスが入力されている場合、表示されているユーザー以外からのメールは全て拒否する設定となりますため、[すべての送信者]にチェックを入れるか、[+ (追加)] にて送信を許可するユーザーを追加します。 
  6. [保存]をクリックします。

  

また、項番 4. にて [すべての送信者に認証を要求する] にチェックが付いている場合は、[すべての送信者に認証を要求する] にオフにして [保存] > [閉じる] をクリックしてください 

  

support.office.com

 

 

 

また、配信制限が問題ない場合、パブリックフォルダーの匿名権限に対してCreateItems (アイテムの作成) の権限が付与されていない場合に該当のエラーが返される事例を確認してます

 

なお、CreateItems (アイテムの作成が含まれていない権限として、Reviewer (参照者) と None (なし) が該当します。 

また、対象のパブリックフォルダの [既定 CreateItems (アイテムの作成を含む権限が付与されていない場合は、組織内のユーザーからパブリックフォルダに送信した場合に該当のエラーが返されることを確認しています。 

 

 

Powershell にて、パブリックフォルダの権限を確認する場合、以下のコマンドレットにて可能です。 

 

ExchangeOnlineに接続してから実行してください。

 

it-bibouroku.hateblo.jp

 

 

  

<構文> 

Get-Publicfolderclientpermission -identity \<パブリックフォルダ> | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path <ファイルパス\ファイル名>.csv -NoTypeInformation 

  

<実行例> 

Get-Publicfolderclientpermission -identity \public01 | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path C:\temp\test.csv -NoTypeInformation 

ドライブの配下の temp フォルダーに test.csv という名前のファイルで情報保存する場合 

 

 

 

権限

Owner : 所有者 : 共有フォルダー内のすべてのアイテムの作成、参照、変更、および削除。所有者であるユーザーは他のユーザーのフォルダーに対するアクセス権限を変更できます。 

PublishingEditor : 発行編集者 : すべてのアイテムの作成、参照、変更、削除、およびサブフォルダーの作成。 

Editor :  編集者 : すべてのアイテムの作成、参照、変更、削除 

PublishingAuthor : 発行作成者 : アイテムの作成と参照、サブフォルダーの作成、および自身が作成したアイテムの変更と削除。 

Author : 作成者 : アイテムの作成と参照、および自身が作成したアイテムの変更と削除。 

NonEditingAuthor : 非編集作成者 : アイテムの作成と参照、および自身が作成したアイテムの削除。 

Contributor : 寄稿者 : アイテムの作成のみ。 

Reviewer :  参照者 : アイテムの参照のみ。 

None : なし : 実行できる操作なし。ユーザーはアクセス権限リストに残りますが、アクセス限権はなく、フォルダーは開けません。 

 

docs.microsoft.com

  

必要な権限が付与されていない場合は、当該パブリック フォルダーの[匿名] の権限を設定する手順を以下にご案内しますのでご参考としていただけますと幸いです。 

 

 

 

1. Outlook クライアントによる設定手順 

  1. 管理者にてOutlook クライアントを起動します。 
  2. 左ペインの一番下にございます、[...] アイコンをクリックし、[フォルダー (E) ] をクリックします。 
  3. 左ペインに[パブリック フォルダーが表示されます。 
  4. 該当のパブリック フォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。 
  5. [アクセス権]タブをクリックします。
  6. [匿名]をクリックし、[アクセス許可レベル]より編集者など、アイテムの作成権限を有する権限を選択します。 
  7. [OK]をクリックします。

  

 

2. [匿名ユーザーへの PowerShell を用いた権限付与手順  

PowerShell 操作の場合、既にいずれかの権限を付与されている際は、一度権限を剥奪したのち付与を行っていただく必要がございます。 

以下に権限剥奪を行うコマンドレットと、権限付与するコマンドレットを記載いたします。 

 Exchange Online に接続してから実行してください。 

  

2-1. パブリック フォルダーに付与されている [匿名への権限を剥奪するコマンド 

[構文] 

Remove-PublicFolderClientPermission -Identity "パブリック フォルダーのフォルダー パス" -User "匿名" -Confirm:$False 

  

[実行例] 

Remove-PublicFolderClientPermission -Identity \PublicFolder\SubFolder -User  "匿名" -Confirm:$False 

  

2-2. パブリック フォルダー内に対する [匿名への権限を付与するコマンド 

[構文] 

Add-PublicFolderClientPermission -Identity "\パブリック フォルダーのフォルダー パス" -User "匿名" -AccessRights "付与する権限" 

  

[実行例] 

Add-PublicFolderClientPermission -Identity \PublicFolder\SubFolder -User “匿名” -AccessRights Owner