まず、Exchange Online の全体の利用容量を確認する機能は提供されておりません。
Exchange Online の全体の容量の制限はなく、メールボックスごとに容量が割り当てられているので、すべてのメールボックスの容量を合計した値から全体の容量を確認することが可能です。
なお、メールボックスとグループメールボックス (Office365 グループ) のコマンドレットが異なりますので、2 つのコマンドレットにて、CSV ファイルを出力し、合計の値をご確認ください。
以下のサイトの手順にて、Exchange Online に接続してから実行してください。
すべてのメールボックスの容量を出力するコマンドレット
<構文>
Get-Mailbox -ResultSize unlimited | Get-MailboxStatistics | select DisplayName,ItemCount,TotalItemSize | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path <ファイルパス\ファイル名>.csv -NoTypeInformation
<実行例>
Get-Mailbox -ResultSize unlimited | Get-MailboxStatistics | select DisplayName,ItemCount,TotalItemSize | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path C:\temp\Mailbox.csv -NoTypeInformation
※C ドライブの配下の temp フォルダーに Mailbox.csv という名前のファイルで情報保存する場合
すべてのグループメールボックスの容量を出力するコマンドレット
<構文>
Get-UnifiedGroup -ResultSize unlimited | Get-MailboxStatistics | select DisplayName,ItemCount,TotalItemSize | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path <ファイルパス\ファイル名>.csv -NoTypeInformation
<実行例>
Get-UnifiedGroup -ResultSize unlimited | Get-MailboxStatistics | select DisplayName,ItemCount,TotalItemSize | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path C:\temp\GroupMailbox.csv -NoTypeInformation
※C ドライブの配下の temp フォルダーに GroupMailbox.csv という名前のファイルで情報保存する場合
<出力結果>
DisplayName : 表示名
ItemCount : アイテム数
TotalItemSize : メールボックスの使用容量