
MC1052917の内容
MC1052917 は、これまではパートナータイプの送信コネクタを経由していたメールについては、スパム判定が行われていませんでしたが、今後は Exchange Online Protection (EOP) によってスパムとして判定される可能性があるように変更されます。
Exchange 管理センター内、[メールフロー] > [コネクタ] より ”開始” が ”O365”、”終了” が ”パートナー組織” となっているコネクタが対象となります。
スパムとして判定された場合には、本来の IP アドレスのレピュテーション (信頼度) を守るために、信頼度の低い IP アドレス帯から送信される可能性があります。
上記より、本 MC の目的としては、安全なメールについては通常の信頼度の高い IP アドレス帯、送信時にスパム判定を受けたメールについては信頼度の低い IP アドレス帯からメールを送信するようになり、通常の信頼度の高い IP アドレス帯の信頼度を守ることとなります。
適用される時期
2025 年 5 月下旬から 2025 年 6 月上旬の間に変更が行われます。
影響について
スパム判定された場合、信頼度の低い IP アドレス帯から送信されますので、送信コネクタの配信先に指定しているサーバーでスパムと判定される可能性があります。
また、配信先のサーバーで許可した IP アドレス以外はブロックする設定をしている場合は、ブロックされる可能性もあります。
変更後の IP アドレス
信頼度の低い IP アドレス帯から送信されたメールを送信先サーバーでブロックされないようにするために、送信先サーバーで Exchange Online の IP アドレスの許可登録をしておくことをおすすめします。
信頼度の低い IP アドレス帯を明確に示す情報は公開されていませんが、メールの送信時に使用する IP アドレスは、以下公開情報内 [Exchange Online] 項目の、9. と 10. が該当します。
この IP アドレスの中に信頼度の低い IP アドレス帯も含まれているため、送信先サーバーで Exchange Online の IP アドレスの許可登録を実施してください。