社畜の所業

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Office365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

【Microsoft365参考書】(MC288051)自動拡張アーカイブの最大容量が無制限から1.5TBとなりました

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インプレースアーカイブを有効化することで、アーカイブメールボックスにアイテムを移動し、プライマリメールボックスの容量の逼迫を回避することが可能です。

 

通常、アーカイブメールボックスの容量の上限は100GB (ExchangeOnlinePlan1の場合は50GB)となりますが、自動拡張アーカイブを有効化することで、容量を拡張することができます。

 

今までは公開情報では、無制限と記述されておりました。

 

 

 

 

今回、メッセージセンターのMC288051にて、2021/11/1から1.5TBが上限になると明記されました。

 

動作上、無制限ではなく、1TBでしたので、0.5TB多くなるということですね。

 

 

インプレースアーカイブや自動拡張アーカイブについて、以下の記事でもご紹介しておりますので、ご参照いただけますと幸いです。

 

 

it-bibouroku.hateblo.jp

 

また、MC288051の内容についても、抜粋して記述します。

 

 

自動拡張アーカイブ機能のサービスの説明と関連する公開文書から「無制限」という単語を削除し、アーカイブメールボックスに1.5TBの制限を設けます。この制限は構成できません。

 

ポイント

タイミング: この変更は 2021 年 11 月 1 日から有効になり、すべての環境に適用されます。
ロールアウト: テナント レベル
アクション: レビューと評価


これが組織に与える影響:

この制限が有効になると、ユーザーはオンライン・アーカイブを 1.5 TB 以上拡張できなくなります。現在のドキュメントで説明したように、自動拡張アーカイブは、1 日あたり 1 GB を超えない増加率を持つ個々のユーザーまたは共有メールボックスで使用されるメールボックスに対してのみサポートされます。履歴、トランスポート ルール、または自動転送ルールを使用してアーカイブを行う目的でメッセージを Exchange Online アーカイブにコピーすることは許可されていません。ユーザーのアーカイブ メールボックスは、そのユーザーのみを対象としています。Microsoft は、ユーザーのアーカイブ メールボックスを使用して他のユーザーのアーカイブ データを格納する場合、または不適切な使用の場合に、アーカイブの自動拡張を拒否する権利を留保します。

以前 Microsoft サポートと協力して、1.5 TB を超える既存のアーカイブに対して例外を提供した場合、これらの特定のアーカイブはこの変更の影響を受けません。ただし、1.5 TB を超える新しいアーカイブを作成することはできません。

 

準備するために必要な操作:

アーカイブのサイズを確認する必要がある場合は、アーカイブのサイズが制限に近い可能性がある場合は、アーカイブの一部を削除することを検討してください。アーカイブ メールボックスのサイズを表示するのには、メールボックスのフォルダー統計を使用できます。

 

 

docs.microsoft.com

 

なお、アーカイブメールボックス領域が一定の容量を超えたメールボックスを抽出して出力するコマンドレットはありませんが、すべてのユーザーメールボックスアーカイブメールボックス領域の使用容量を TB に統一して取得いただきソートいただくことで、現在の使用容量を容易に確認することができますので、ご参考としていただけますと幸いです。

  

ユーザーのアーカイブ領域を TB で統一して取得するコマンド 

※ インプレースアーカイブが有効なユーザーメールボックスの情報が出力されます。 

  

[実行例] 

$UserList = Get-Mailbox -Archive -Resultsize unlimited -RecipientTypeDetails UserMailbox 

  

$MailboxStat = $UserList | Foreach { Get-MailboxStatistics -Archive -Identity $_.UserPrincipalName ; Start-Sleep -m 200 } 

  

$MailboxStat | select DisplayName,@{name="TotalItemSize (TB)";expression={[math]::Round(($_.TotalItemSize.Value.ToString().Split("(")[1].Split(" ")[0].Replace(",","")/1TB),2)}},@{name="TotalDeletedItemSize (TB)";expression={[math]::Round(($_.TotalDeletedItemSize.Value.ToString().Split("(")[1].Split(" ")[0].Replace(",","")/1TB),2)}} | Sort "TotalItemSize (TB)" -Descending | Export-Csv -Encoding UTF8 -NoTypeInformation -Path "C:\Temp\ArchiveTotalItemSize_TB.csv

 

<出力結果> 

DisplayName : 表示名 

TotalItemSize (TB) : アーカイブメールボックスの通常領域の使用容量 

TotalDeletedItemSize (TB) : アーカイブメールボックスの回復可能なアイテム領域の使用容量