Teamsから Excelファイルをアプリで開いた際に「このファイルの新しいバージョンはサーバ上にあります」と表示され、新しいバージョンで開くことができない場合の回避策についてご紹介していきたいと思います。
以下に解消される見込みがある方法をご紹介いたしますので、お試しください。
サインイン情報のリセット
以下の公開情報にあるサインイン情報の削除を行うことで回避可能であるかをお試しください。
Office ドキュメント キャッシュを削除する
Office アプリ内のキャッシュファイルが原因となっている場合は、削除をすることで解消する可能性がありますのでお試しください。
キャッシュクリアの手順について
- Office アプリ (Excel など) を開きます。
- [ファイル] - [オプション] - [保存] の順にクリックします。
- "キャッシュの設定" の項より、[ファイルを閉じたときに Office ドキュメント キャッシュから削除する] オプションでチェックを入れ、有効に設定し、[キャッシュ ファイルの削除] をクリックします。
完全なキャッシュクリアの手順について
- Ctrl + Shift + Esc キーを押してタスク マネージャーを起動します。
- [プロセス] タブで [MSOSYNC.EXE] が存在する場合、クリックし、[プロセスの終了] をクリックしてから、タスク マネージャーを終了します。
- %userprofile%\AppData\Local\Microsoft\Office\16.0\ に移動します。
- OfficeFileCache フォルダー配下のファイルを削除できるもののみ、削除して下さい。
- スタートメニューを右クリックして [ファイル名を指定して実行] から regedit と入力し、レジストリ エディタを起動します。
- 以下のキーを展開します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Internet\Server Cache
- Server Cache キーを選択し、削除します。
- OS を再起動します。
Office のアンインストールと再インストール
Outlook をご利用の場合のはアンインストール前に Outlook のデータバックアップも実施します
以下の公開情報の "クイック実行または MSI" の "オプション 1" の手順を実施してから、アンインストール完了後にインストールを行い、解消されるかご確認ください。
なお、アンインストールが正常に完了しない場合には、引き続き "オプション 2" の操作をお試しください。
OutlookやOfficeアプリについては以下の記事も参考としてくださいね。