Powershellにて、V2モジュールのインストールができない場合やExchangeOnlineに接続できない場合など、TLS1.2が有効化されていないことで発生する事例を確認しています。
エラーの一例としては、以下の内容を確認してます。
エラー内容
SSL 接続を確立できません。 リモート ホスト上のサービスが HTTPS要求をリッスンするように適切に構成されていることを確認してください。
そのため、今回は、TLS1.2を有効化する方法をご紹介したいと思いますので、切り分けとしてお試しいただけますと幸いです。
なお、現在の PowerShell セッション内でのみ [TLS 1.2] を有効化するもので、OS の設定が恒久的に変更されるものではありません。
TLS 1.2 の通信設定を許可する
Windows PowerShell を管理者として実行し、以下コマンドの実行します。
<構文>
[Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [Net.SecurityProtocolType]::Tls12
その後、以下のコマンドを再度実行し、表示結果に Tls12 が含まれることを確認します。
[Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol
<実行結果表示例>
Tls12
参考URL
なお、恒久的にTLS1.2を有効化する場合は、以下の公開情報でレジストリを変更する方法が紹介されていますので、参考としていただけますと幸いです。