社畜の所業

社畜の所業

Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

※このサイトはPR記事を含みます。

【Office365参考書】共有メールボックスについて解説

f:id:it-bibouroku:20200305151118j:plain

共有メールボックスは、ユーザーメールボックスと同様にひとつの独立したメールボックスとなり、メールアイテムの受信や、送信権限を付与したユーザーにて共有メールアドレスとしてメールの送信を行うことが可能です。 

 

複数人で同一のメール アドレスを共有することで、受信したメールをメンバー全員が閲覧でき、メンバー全員が同じアドレスからメールを送信することができるため、個人ではなく、会社や部署単位で利用するシナリオが想定されます。 

 

共有メールボックスのメンバーに追加したユーザーは、以下の権限が付与されます。 

 

フルアクセス許可 

共有メールボックスにログインして、そのメールボックスの所有者として作業できます。予定表アイテムを作成したり、電子メールメッセージの読み取り、表示、削除、変更を行ったり、タスクと予定表の連絡先を作成することができます。 [メールボックス所有者として送信するのアクセス許可を持っていない場合、共有メールボックスからの送信はできません。 

  

■メールボックス所有者として送信する 

メールの送信時に共有メールボックスとして送信ができます。例えば、[A] というユーザーが、共有メールボックス [B] にとしてメールを送信をすると、差出人を [B] として電子メールを送信することができます。 

 

なお、Exchange Onlineのライセンスを使わずに共有メールボックスを利用することができます。 

 

 

 

Outlookクライアントの場合は、共有メールボックスのメンバーに登録すると、自動マッピング機能により、自動的に左側のフォルダ一覧の中に共有メールボックスのフォルダが作成され、そこから受信したメールを確認できます。 

 

Outlook on the webの場合は、手動で追加する必要がありますので、以下に手順をご紹介します。 

 

 Outlook on the web に共有メールボックスを表示させる手順 

  1. 共有メールボックスのフルアクセス権を付与したユーザーにて、Outlook on the webにサインインします。 
  2. 画面左側メニュー内の[フォルダ]の上で右クリックします。
  3. [共有フォルダーの追加]をクリックします。
  4. 共有メールボックスのメールアドレスを入力し、[追加]をクリックします。 

 

また、共有メールボックスのアドレスを使って送信する場合は、以下の手順で実施してください。 

 

■共有メールボックスのアドレスで送信する手順 

Outlook クライアントの場合 

  1. ログインアカウントで利用するユーザーにてOutlook の新しい電子メールを開きます。 
  2. [差出人]をクリックし、[他の電子メールアドレス]をクリックします。 
  3. [差出人]に配布グループのメールアドレスを入力します。
  4. [OK]をクリックします。

※2回目以降は項目 2 の差出人をクリックし、プルダウンでメールアドレスが選択できます。 

   

Outlook on the webの場合 

  1. ログインアカウントで利用するユーザーにて、Outlook on the webへアクセスします。
  2. [新しいメール] をクリックします。
  3. [差出人]をクリックし、[その他のメールアドレス]をクリックします。 
  4. [差出人]に配布グループのメールアドレスを入力します。

※2回目以降は項目 3 にて差出人をクリックし、プルダウンでメールアドレスが選択できます。