
- Copilot Cowork とは?
- 従来の Copilot との違い
- Copilot Cowork で何ができるか?
- Copilot Cowork を利用するには?
- 管理者ならどう使い分ける?
- Copilot Cowork の注意点は?
Copilot Cowork とは?
Microsoft 365 Copilot の Copilot Cowork は、従来の「質問に答えるAI」から一歩進み、ユーザーの代わりに業務を実行する AI エージェント機能です。
「必要なものを説明すると、メール送信、会議設定、文書作成、Teams 投稿などのタスクを実行する」と説明されています。
従来の Copilot との違い
従来の Copilot
- メールの下書きを作る
- 会議を要約する
- PowerPoint を作る
- 質問に回答する
Copilot Cowork
- メールを下書きして送信準備まで行う
- 関係者との会議を調整して予定表に登録する
- 情報収集→分析→資料作成まで一連の流れを実行する
- 複数の Microsoft 365 アプリを横断して作業する
つまり、「手伝ってくれる Copilot」から「仕事を任せられる Copilot」へ進化した機能と考えると分かりやすいです。
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項目
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Copilot Chat
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Copilot Cowork
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役割
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質問回答・要約・下書き作成
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業務の実行
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得意分野
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単発の依頼
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複数ステップの業務
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実行時間
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数秒〜数分
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数分〜数時間
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メール送信
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下書き作成
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下書き+送信準備
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会議調整
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方法を提案
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実際に調整・登録
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Teams投稿
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投稿文を作成
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実際に投稿
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Outlook/Word/Excel連携
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主に支援
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実際に操作
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承認
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不要
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重要操作はユーザー承認あり
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Copilot Cowork で何ができるか?
① メール業務
例えば、「昨日の会議の内容をまとめて、参加者全員にフォローアップメールを送る準備をして」と依頼すると、以下の作業を実施し、送信前に承認を求めます。
- 会議内容を確認
- 要約を作成
- メール文を作成
- 宛先を設定
② 会議調整
例えば、「来週、〇〇さんと30分の打ち合わせを設定して」と依頼すると以下の作業をおこないます。
- 空き時間を確認
- 予定表登録
- 招待送信
③ Word・Excel・PowerPoint作成
例えば、「売上データから分析レポートとプレゼン資料を作成して」と依頼すると以下の作業まで自動実行できます。
- データ分析
- Wordレポート作成
- PowerPoint作成
④ Teams連携
例えば、「今日の障害対応状況を運用チームに共有して」と依頼すると以下の作業をおこないます。
- Teamsチャネル投稿
- チャット送信
⑤ 社内情報検索
例えば、「Exchange Online移行プロジェクトの最新資料を探して要約して」と依頼すると以下の内容を横断検索して情報を整理します。
- SharePoint
- OneDrive
- Teams
- Outlook
⑥ 詳細調査(Deep Research)
例えば、「Microsoft 365 と Google Workspace の比較資料を作って」のような複雑な依頼に対し、以下の作業まで実施できます。
- 複数ソースを調査
- 分析
- レポート作成
Copilot Cowork を利用するには?
必要なライセンス
2026年7月時点の公開情報を見る限り、Copilot Cowork を利用するための必須ライセンスは Microsoft 365 Copilot ライセンスです。
Cowork は単体製品ではなく、Microsoft 365 Copilot の機能として提供されています。
- Microsoft 365 Copilot ライセンス
- Microsoft 365 Copilot アドオン
- Microsoft 365 Copilot Business
のいずれかがユーザーに割り当てられている必要があります。
ライセンスだけでは利用できない
Copilot Cowork は、ライセンス割り当てだけでは利用できません。
管理者側で以下の設定が必要です。
- Microsoft 365 Copilot ライセンスを割り当て
- Cowork を有効化
- Cost Management で使用量課金 (Copilot Credits) を設定
課金方式
Copilot Cowork は一般提供後、Copilot Credits による使用量ベース課金が必要と案内されています。Microsoft 365 Copilot ライセンスだけで無制限利用できる機能ではありません。
管理者ならどう使い分ける?
Copilot Chat向き
- PowerShell コマンドを作る
- エラーメッセージを解析する
- メール文を考える
- 手順書を作る
- Exchange Online の設定方法を質問する
いわば「技術アシスタント」です。
Copilot Cowork向き
- 週次レポート作成
- 障害報告メール送信
- 会議調整
- Teamsへの定期投稿
- Outlook受信トレイ整理
- 情報収集→資料作成→関係者通知
いわば「業務代行エージェント」です。
Microsoft 365 の管理者業務で考えると、
- 技術調査やスクリプト作成 → Copilot Chat
- レポート作成や定型業務の自動化 → Copilot Cowork
という使い分けが最も効果的です。
Copilot Chat が「考える」のを支援し、Copilot Cowork が「実行する」のを支援する、と考えると理解しやすいです。
Copilot Cowork の注意点は?
Copilot Cowork は完全自動ではなく、メール送信、会議作成、Teams投稿などの重要アクションの前には、ユーザーの承認を求める仕組みになっています。
そのため、「AIに仕事を丸投げする」というより「AIに作業を委任し、人が最終確認する」という位置づけです。
Copilot Chat はコンテンツ生成・要約・Q&A向け、Cowork は Microsoft 365 全体で複数ステップの作業を実行するエージェントAIと説明されています。