社畜の所業

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Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

※このサイトはPR記事を含みます。

【Microsoft365参考書】Advanced Huntingとは?管理者が最初に知っておくべき使い方とKQL入門

Advanced Huntingとは?管理者が最初に知っておくべき使い方とKQL入門

 

 

 

Advanced Huntingとは何か

Microsoft Defender XDRに搭載されている「高度なハンティング(Advanced Hunting)」は、キュリティログを自由に検索・分析し、通常のアラートでは見つからない脅威や異常を能動的に調査するための機能です。

KQL(Kusto Query Language)というクエリ言語を使い、最大30日分の生データに対して検索をかけることができます。

通常のDefenderアラートとの違いをひと言でまとめると、次のようになります。

  • 通常のアラート:Microsoftが「危険な可能性がある」と判断したものだけを通知する
  • Advanced Hunting:「怪しい動きを自分で探しに行く」ための機能

 

 

 

調査できるデータの範囲

Advanced Huntingでは、以下のようなMicrosoft 365関連のセキュリティデータを横断的に検索できます。

製品 調査できる内容
Defender for Endpoint プロセス実行、ファイル操作、ネットワーク接続
Defender for Office 365 メール、添付ファイル、URLクリック
Defender for Identity AD認証、Kerberos、認証イベント
Defender for Cloud Apps クラウドサービス利用状況
Microsoft Sentinel Sentinel連携データ

 

 

代表的な利用シーン

実務でよく使われるのは、次のような場面です。

  1. 不審メールの調査:特定の件名や送信元のメールが誰に届いたかを確認
  2. マルウェア感染調査:特定のハッシュ値を持つEXEファイルを実行した端末を特定
  3. PowerShellの不審実行確認:誰が・いつ・どの端末でPowerShellを実行したかを追跡
  4. アカウント侵害調査:深夜の海外からのサインインや認証失敗の連続を検知
  5. 社内全体への影響範囲調査:危険な添付ファイルを誰が受信・開封したかを横断的に確認

 

 

 

Exchange Online管理者にとっての活用ポイント

Exchange Onlineの運用担当者にとって特に身近なのは、メール関連とセキュリティ関連の調査です。

  • 特定の件名のメール検索、危険な添付ファイルの追跡、URLクリック履歴の確認、誤配信範囲の調査
  • 侵害されたユーザーの活動確認、不審な送信元IPの調査、OAuthアプリ悪用調査、BEC(なりすましメール)分析

メッセージトレース(メッセージ追跡)との違い

機能 用途
Message Trace メール配送の調査(届いたかどうか)
Advanced Hunting セキュリティ調査(誰がURLをクリックしたか等)

 

 

 

よく使うKQLクエリ例

Exchange Online管理者の観点でよく利用するのは、EmailEventsEmailAttachmentInfoEmailUrlInfoUrlClickEventsの4テーブルです。代表的なクエリをいくつか紹介します。

①特定の送信者からのメールを検索

EmailEvents
| where Timestamp > ago(30d)
| where SenderFromAddress =~ "attacker@example.com"
| project Timestamp, NetworkMessageId, Subject, RecipientEmailAddress, DeliveryAction
| order by Timestamp desc

②特定の件名のメールを検索

EmailEvents
| where Timestamp > ago(30d)
| where Subject contains "請求書"
| project Timestamp, SenderFromAddress, RecipientEmailAddress, Subject

③ユーザーがクリックしたURLの調査

UrlClickEvents
| where Timestamp > ago(30d)
| project Timestamp, AccountUpn, Url, ActionType

④NetworkMessageIdから配送状況を確認

EmailEvents
| where NetworkMessageId == "<NetworkMessageId>"
| project Timestamp, SenderFromAddress, RecipientEmailAddress, DeliveryAction, DeliveryLocation

この他にも、外部送信された添付ファイル付きメールの調査、SPF・なりすまし疑いメールの調査、特定ユーザーの送信履歴確認など、インシデント対応の各局面で使えるクエリが数多くあります。

 

 

 

覚えておくべき主要テーブル

テーブル 用途
EmailEvents メール全般
EmailAttachmentInfo 添付ファイル
EmailUrlInfo メール内URL
UrlClickEvents URLクリック
EmailPostDeliveryEvents 配信後の隔離・削除
CampaignInfo 攻撃キャンペーン情報
MessageEvents Teams等を含むメッセージ情報

 

 

必要なライセンスと権限(ロール)

Advanced Huntingは、契約しているライセンスと割り当てられている権限(ロール)によって、参照できるデータの範囲が変わります。導入前に以下を確認しておくと安心です。

必要なライセンス

スキーマ(テーブル群)ごとに前提となる製品・ライセンスが異なります。

  • Alerts & behaviors(アラート系):Microsoft Defender XDR(Microsoft Defender for Endpoint、Microsoft Defender for Identity、Microsoft Defender for Cloud Apps などのいずれかが前提)
  • Email & collaboration(メール系:EmailEvents、EmailAttachmentInfo、EmailUrlInfo、UrlClickEventsなど):Microsoft Defender for Office 365(Plan 2、またはPlan 2を含むMicrosoft 365 E5 / E5 Security など)
  • Identity系のテーブル:Microsoft Defender for Identity
  • Cloud Apps系のテーブル:Microsoft Defender for Cloud Apps

Exchange Online管理者が主に使うEmailEventsなどのメール関連テーブルは、Defender for Office 365 Plan 2(Microsoft 365 E5に含まれるライセンス)が前提になっている点がポイントです。

必要な権限(ロール)

ライセンスを保有していても、権限が割り当てられていなければAdvanced Huntingでデータを参照できません。権限の付与方法は、Defender XDRの統合ロールベースアクセス制御(Unified RBAC / URBAC)を使うか、個別のロールグループを使うかで異なります。

①Microsoft Defender XDR 統合RBAC(URBAC)を利用する場合

メール関連データ(Email & collaboration スキーマ)にアクセスするには、次のURBAC権限が必要です。

  • Security operations > Raw data > Email & collaboration metadata(読み取り):EmailEventsなどメール関連テーブルの参照に必要
  • Security operations > Security data > Security data basics(読み取り):アラートや調査情報など「Alerts & behaviors」スキーマの参照に必要(メール系スキーマは含まれない点に注意)

なお、隔離メールの解放やメールの移動・削除といった「アクション実行」まで行う場合は、上記に加えてEmail & collaboration advanced actions(管理)Response(管理)といった権限も別途必要になります。

②従来のロールグループを利用する場合(URBAC未移行のテナント)

URBACへ移行していないテナントでは、Microsoft Defenderポータルの以下のようなロールにメンバーとして所属していることで、メール関連のAdvanced Huntingにアクセスできます。

  • Security Reader/Security Operator/Security Administrator
  • Exchange Administrator/Organization Management
  • Global Reader
  • View-Only Recipients など

また、Microsoft Entra(旧Azure AD)側の管理者ロール(Global Administrator、Security Administrator、Security Readerなど)を持つユーザーも、Advanced Huntingデータへの読み取りアクセスが可能です。ただし、Global Administratorのような強い権限を通常業務に使うことは推奨されておらず、必要最小限の権限を持つロールを個別に割り当てるのがMicrosoftの推奨アプローチです。

③エンドポイント系データへのアクセス

Defender for Endpoint関連のデータ(DeviceProcessEvents、DeviceFileEventsなど)へのアクセス範囲は、Microsoft Defender for EndpointのRBAC設定(デバイスグループ単位の権限設定など)に従います。

まとめ:導入前のチェックポイント

  • Advanced Huntingで見たいデータ(メール/エンドポイント/ID/クラウドアプリ)に対応するDefender製品のライセンスがあるか
  • 自分(または調査担当者)のアカウントに、対象スキーマを読み取れる権限(URBACの該当パーミッション、または該当ロールグループ)が割り当てられているか
  • メールの隔離解除や削除など「アクションの実行」まで必要な場合は、読み取り権限とは別に管理系の権限が必要になる点

特に2024年5月以降、メール関連スキーマ(Email & collaboration)へのアクセス権限の仕組みがThreat Explorerと揃える形で変更されており、以前は参照できていたロールでも見えなくなるケースがあるため、既存の運用担当者は自分に割り当てられている権限を一度見直しておくことをおすすめします。

 

 

 

使い方の基本的な流れ

  1. Microsoft Defenderポータルにサインインし、[ハンティング]→[高度なハンティング]を選択
  2. クエリエディタでKQLを入力(Guided ModeとAdvanced Modeの2種類あり)
  3. まずは EmailEvents | where Timestamp > ago(7d) | take 100 のような簡単なクエリで動作確認
  4. 目的に応じてフィルタ条件を絞り込み(送信者、件名、受信者など)
  5. 結果画面右上の「Export」からCSVやExcel形式で証跡として保存

Exchange Online管理者の実務では、次のような流れで使われることが多いです。

  1. ユーザーから不審メールの報告を受ける
  2. Message TraceでNetworkMessageIdを取得
  3. Advanced HuntingでEmailEventsを検索し、受信者一覧を取得
  4. UrlClickEventsでクリックの有無を確認
  5. 必要に応じてメールの削除・隔離対応を実施

 

 

 

まとめ

Advanced Huntingは、Microsoft 365のセキュリティログに対してKQLクエリを実行し、脅威や異常を能動的に調査するための機能です。

特にExchange Online/Microsoft 365管理者の観点では、フィッシングメール調査・添付ファイル感染調査・URLクリック調査・アカウント侵害調査・メール影響範囲の特定といった、インシデント対応の場面で非常に強力なツールとなります。

「メールが届いたか」を調べたいときはMessage Trace、「メール内のURLを誰がクリックしたか」など一歩踏み込んだセキュリティ調査をしたいときはAdvanced Hunting、という使い分けを意識すると運用しやすくなります。

なお、利用できるテーブルやデータ範囲は、契約しているライセンス(Microsoft 365 E5、Defender for Office 365 Plan 2、Defender XDRなど)によって異なるため、事前の確認をおすすめします。

 

 

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【Microsoft365参考書】ゲストユーザーへのメールが別アドレスに送信される原因はExternalEmailAddressだった

ゲストユーザーへのメールが別アドレスに送信される原因はExternalEmailAddressだった

この記事でわかること

  • ゲストユーザーにメールを送信すると別のアドレスに送信されてしまう原因
  • [ExternalEmailAddress] とは何か
  • PowerShellで [ExternalEmailAddress] を確認・変更する方法

ゲストユーザーとして登録したアドレス宛にメールを送信したのに、なぜか別のアドレスに送信されてしまうという事象が発生することがあります。この場合、原因として[ExternalEmailAddress] という属性の値に、意図したメールアドレスとは異なる値が登録されていることが考えられます。

 

 

 

ExternalEmailAddressとは

[ExternalEmailAddress] は、いわば転送先のメールアドレスのようなイメージの属性です。ゲストユーザー(メールユーザー)にメールを送信すると、実際にはこの [ExternalEmailAddress] に登録されている宛先へ配信される仕組みになっています。

そのため、この値に本来とは異なるメールアドレスが登録されていると、意図しない別のアドレス宛にメールが送信されてしまいます。

本来、ゲストユーザーのプライマリアドレスと [ExternalEmailAddress] の値は一致します。しかし、ゲストユーザーに登録しようとしたアドレスが、既にメール連絡先など別のExchangeオブジェクトのアドレスとして登録されている場合、アドレスの競合を避けるために [ExternalEmailAddress] がUserPrincipalName(UPN)の値で登録されてしまうという事例があります。

この結果、意図せずメールアドレスとは異なる値が [ExternalEmailAddress] に入り、別のアドレスへ送信されてしまうことがあります。

また、ゲストユーザーとして登録していた外部アカウント側でアドレスを変更した場合、ゲストユーザーの [ExternalEmailAddress] は元アドレスのまま変更されないため、存在しないアドレスとしてエラーを返すという事例もあります。

 

 

 

ExternalEmailAddressを確認するコマンドレット

PowerShellのコマンドレットで、[ExternalEmailAddress] の値を確認できます。

以下の記事を参考に、Exchange Online PowerShellに接続してから実行してください。

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<構文>

Get-MailUser -Identity <対象の受信者のメールアドレス> | Select DisplayName,PrimarySmtpAddress,ExternalEmailAddress | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path <ファイルパス\ファイル名>.csv -NoTypeInformation

<実行例>

Get-MailUser -Identity guest@contoso.com | Select DisplayName,PrimarySmtpAddress,ExternalEmailAddress | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path C:\temp\MailUser.csv -NoTypeInformation
ポイント
プライマリアドレスを確認するプロパティ名は [PrimarySmtpAddress] です。似た名前の [PrimaryEmailAddress] というプロパティは存在しないため、これを指定すると出力結果の該当列が空欄になってしまいます。コマンドをコピーして利用する際は、プロパティ名の綴りにご注意ください。

<出力結果>

  • DisplayName: 表示名
  • PrimarySmtpAddress: プライマリアドレス
  • ExternalEmailAddress: 実際にメールが転送されるアドレス

出力結果で PrimarySmtpAddressExternalEmailAddress の値が一致していない場合、それが意図しない宛先へ送信されている原因です。

 

 

 

ExternalEmailAddressを変更するコマンドレット

<構文>
Set-MailUser -Identity "ゲストユーザーのメールアドレス" -ExternalEmailAddress "変更後のメールアドレス"

<実行例>
Set-MailUser -Identity guest@contoso.com -ExternalEmailAddress guest2@contoso.com

注意
-ExternalEmailAddress で新しい値を指定すると、変更前の値はプロキシアドレス(エイリアス)としては保持されません。変更前の値宛にメールが届くようにしておきたい場合は、変更前にメモを残しておくなど、あわせてご注意ください。

 

 

 

よくある質問

Q. なぜExternalEmailAddressにUPNの値が登録されてしまうのですか?
A. ゲストユーザーの登録時に指定したメールアドレスが、既にメール連絡先など別のExchangeオブジェクトのプロキシアドレスとして使用されている場合、アドレスの競合を避けるため、Microsoft 365側が自動的にUPNの値を [ExternalEmailAddress] に設定することがあります。

Q. 複数のゲストユーザーの ExternalEmailAddress をまとめて確認したいのですが。
A. Get-MailUser -ResultSize Unlimited のようにすべてのメールユーザーを取得し、Select DisplayName,PrimarySmtpAddress,ExternalEmailAddress と組み合わせてCSVに出力することで、一覧としてまとめて確認できます。

Q. Exchange管理センターの画面から変更できますか?
A. Exchange管理センターの [受信者] > [連絡先] からゲストユーザーの[ExternalEmailAddress]を変更することはできません。そのため、Powershellのコマンドレットを実行する必要があります。また、EntraID管理センターからゲストユーザーのアドレスを変更した場合に [ExternalEmailAddress] の値も変更されることを確認しています。

 

 

 

まとめ

ゲストユーザーへのメールが別のアドレスに送信されてしまう場合は、以下の手順で確認・対処しましょう。

  1. Get-MailUserPrimarySmtpAddressExternalEmailAddress を確認し、値が一致しているか確認する
  2. 一致していない場合は、Set-MailUser -ExternalEmailAddress で正しいアドレスに変更する
  3. 変更前の値はプロキシアドレスとして自動的には保持されない点に注意する

ゲストユーザー宛のメールが届かない・別のアドレスに送信されるという問い合わせを受けた場合は、まずこの [ExternalEmailAddress] の値を疑って確認してみることをおすすめします。

 

 

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【Microsoft365参考書】ゲストユーザーの一覧を取得する方法

ゲストユーザーの一覧を取得する方法

この記事でわかること

  • ゲストユーザーの一覧を、管理画面からダウンロードする方法
  • PowerShellでゲストユーザーの一覧をCSV出力する方法

ゲストユーザーは、外部のユーザーをSharePoint OnlineやTeamsなどのサービスに招待して利用してもらうための機能です。

ゲストユーザーは、招待されたチームに所属するメンバー以外のユーザーに対してはユーザー検索やステータスの確認ができませんが、ゲストユーザーにライセンスを付与することで、テナント内のユーザーと同じようにMicrosoft 365のアプリ(サービス)を利用させることも可能です。

ゲストユーザーの棚卸しやライセンス管理を行う際は、まず現在登録されているゲストユーザーの一覧を確認することが第一歩になります。この記事では、管理画面からダウンロードする方法と、PowerShellでCSV出力する方法の両方をご紹介します。

 

 

 

Microsoft Entra 管理センターからゲストユーザーの一覧をダウンロードする手順

  1. Microsoft Entra 管理センター(https://entra.microsoft.com)に管理者アカウントでサインインします。
  2. 左メニューより [ID] > [ユーザー] > [すべてのユーザー] の順にクリックします。
  3. [フィルターを追加する] をクリックし、[フィルタ] から [ユーザーの種類] を選択、[演算子] から [==] を選択、[値] から [ゲスト] を選択して [適用] をクリックします。
  4. すべてのゲストユーザーにチェックを付け、[ユーザーをダウンロード] をクリックします。
  5. ファイル名を変更する必要がなければ、そのまま [開始] をクリックします。
  6. [ファイルの準備ができました。ここをクリックしてダウンロードしてください] と表示されたらクリックします。

 

 

 


PowerShellでゲストユーザーの一覧を出力する

事前準備:Microsoft Graph PowerShell SDKをインストールする

初めて利用する場合は、以下のコマンドでモジュールをインストールします(インストール済みの場合は不要です)。

Install-Module -Name Microsoft.Graph -Scope CurrentUser

Microsoft Entra IDに接続する

Windows PowerShellを管理者として起動し、以下のコマンドレットを実行します。実行するとブラウザでサインイン画面が表示されるので、管理者アカウントでサインインしてください。

Connect-MgGraph -Scopes "User.Read.All"

ゲストユーザーの一覧をCSVに出力する

[構文]

Get-MgUser -Filter "userType eq 'Guest'" -All | Select DisplayName,UserPrincipalName,Id | Export-Csv -Encoding UTF8 "<ファイル名を含んだ保存先のパス>" -NoTypeInformation

[実行例]

Get-MgUser -Filter "userType eq 'Guest'" -All | Select DisplayName,UserPrincipalName,Id | Export-Csv -Encoding UTF8 "C:\temp\GuestUser.csv" -NoTypeInformation
ポイント
-All パラメーターを付けることで、100件を超えるゲストユーザーが存在する場合でも、すべての情報を取得できます。省略すると取得件数に制限がかかる場合があるため、必ず付けて実行してください。

旧AzureADモジュールの ObjectId プロパティに相当するものは、Microsoft Graphでは Id というプロパティ名になっています。

メールアドレスや作成日時などもあわせて確認したい場合は、以下のように -PropertySelect の対象を増やすことで、より詳細な情報を取得できます。

Get-MgUser -Filter "userType eq 'Guest'" -All -Property DisplayName,UserPrincipalName,Mail,CreatedDateTime,AccountEnabled | Select DisplayName,UserPrincipalName,Mail,CreatedDateTime,AccountEnabled | Export-Csv -Encoding UTF8 "C:\temp\GuestUserDetail.csv" -NoTypeInformation

 

 

 

よくある質問

Q. Connect-AzureADを実行するとエラーになります。
A. AzureADモジュールはMicrosoftによって2025年に完全に廃止されており、現在は接続できません。この記事で案内しているMicrosoft Graph PowerShell SDK(Connect-MgGraph)への切り替えが必要です。

Q. 100人以上のゲストユーザーがいる場合、一覧に出力されない人がいます。
A. Get-MgUser の実行時に -All パラメーターが付いているか確認してください。付けずに実行すると、既定の件数までしか取得されない場合があります。

Q. 管理画面とPowerShell、どちらで取得すればよいですか?
A. 少人数であれば管理画面からのダウンロードで十分ですが、定期的なレポート化や自動化を行いたい場合はPowerShellでのCSV出力が適しています。用途に応じて使い分けてください。

 

 

 

まとめ

ゲストユーザーの一覧を取得する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. 少人数であれば、Microsoft Entra 管理センターの [ユーザーをダウンロード] 機能で手軽に取得できる
  2. PowerShellで取得する場合は、廃止されたAzureADモジュールではなくMicrosoft Graph PowerShell SDK(Get-MgUser)を使用する
  3. -All パラメーターを忘れずに付け、100件を超えるゲストユーザーも漏れなく取得する

社内の手順書やスクリプトにAzureADモジュールの記載が残っている場合は、この機会にMicrosoft Graph PowerShell SDKへの切り替えをおすすめします。

 

 

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【Microsoft365参考書】特定の送信元だけスパム判定を回避!トランスポートルールでバイパス設定する方法

特定の送信元だけスパム判定を回避!トランスポートルールでバイパス設定する方法

この記事でわかること

  • 特定の送信元からのメールを、スパム判定を回避して受信トレイに届ける方法
  • トランスポートルールでスパムフィルターをバイパスする設定手順
  • 【重要】設定してもなお迷惑メールフォルダに移動してしまう場合の切り分け先

取引先や社内システムなど、特定の送信元からのメールが誤ってスパム判定され、迷惑メールフォルダに入ってしまうことがあります。Exchange Onlineでは、外部から受信したメールを[スパムフィルター]が評価し、その結果としてSCL(Spam Confidence Level)という値を付与します。

付与されたSCLの値に応じて、以下のようにアクションが適用されます。

SCLの値 動作
0, 1, 2, 3, 4 通常のメールと同様にフィルタリングが行われる
5, 6 [スパムフィルター]の[スパム]で指定したアクションが適用される
9 [スパムフィルター]の[信頼度の高いスパム]で指定したアクションが適用される

特定の送信元からのメールについては、トランスポートルールでこのSCLの値を-1に上書きすることで、スパム判定そのものを回避し、受信トレイに届けることができます。

注意
この設定はテナント内の全ユーザーに適用されます。特定のユーザーだけに適用したい場合は、トランスポートルールの適用条件に受信者を追加するなど、あわせて調整してください。

 

 

 

トランスポートルールでスパムフィルターを回避するルールの作成手順

  1. Exchange 管理センター(https://admin.exchange.microsoft.com/)へ管理者アカウントでサインインします。
  2. 画面左側のメニューより [メール フロー] > [ルール] の順にクリックします。
  3. [+ ルールの追加] をクリックし、プルダウンメニューより [新しいルールの作成] をクリックします。
  4. [ルールの条件を設定] 画面にて、[名前*] に任意のルール名を入力します。
  5. [このルールを適用する*] のプルダウンメニューより [送信者] > [ドメインは] をクリックします。
  6. [ドメインの指定] 画面にて、スパムフィルターをバイパスする送信者のドメイン名を登録します。

※複数のドメインの追加が可能です。また、ルール作成・保存後も編集画面から削除や追加ができます。

  1. [次を実行します] のプルダウンメニューより [メッセージのプロパティの変更] > [スパム信頼度レベルの設定] を選択し、[Bypass spam filtering] を設定します。
  2. [ルールの設定] 画面にて、必要に応じて設定項目を指定し [次へ] をクリックします。
  3. [確認と完了] 画面にて設定内容を確認し、[完了] をクリックします。
  4. 作成したルールをクリックし、[ルールを有効または無効にする] のチェックボックスを [有効] にします。[状態] が [Enable] になっていれば、ルールが動作している状態です。

 

 

 

Outlook on the webの[受信拒否リスト]を確認する

トランスポートルールを作成しても、Outlookや Outlook on the web の受信拒否リストに該当の送信者アドレス・ドメインが登録されている場合は、引き続き迷惑メールと判定されてしまいます。念のため以下の手順で確認しておいてください。

  1. Outlook on the web にログインします。
  2. 右上の歯車マークをクリックし、[Outlookのすべての設定を表示] をクリックします。
  3. [迷惑メール] をクリックします。
  4. [受信拒否送信者とドメイン] 欄に該当の送信者のメールアドレス、またはドメインが登録されていないか確認します。登録されている場合は該当アドレスの右側の [ゴミ箱(削除)] アイコンをクリックし、[保存] をクリックしてください。

 

 

 

Outlookクライアントの[受信拒否リスト]を確認する

  1. Outlookクライアントを開きます。
  2. 画面上部の [迷惑メール] をクリックし、[迷惑メールのオプション] をクリックします。
  3. [受信拒否リスト] 欄に該当の送信者のメールアドレス、またはドメインが登録されていないか確認します。登録されている場合は該当のアドレスをクリックし [削除] をクリック、続けて [OK] をクリックしてください。

 

 

 

【重要】それでも迷惑メールフォルダに移動してしまう場合

受信拒否リストにも登録がないのに解決しない場合
トランスポートルールでSCLを-1に設定し、受信拒否リストにも該当の送信元が登録されていないにもかかわらず、それでも迷惑メールフォルダに移動してしまうケースがあります。この場合、以下のようなメールボックス側の別の設定が原因になっていることが多いです。

・[信頼できる差出人およびドメイン(セーフリスト)] のみ受信を許可する設定(TrustedListsOnly)が有効になっている
・Outlookの迷惑メールオプションの処理レベルが「高」または「セーフリストのみ」に設定されている

これらの確認・修正方法については、別記事「スパムフィルターをバイパスするようにSCL-1に設定しても迷惑メールフォルダに移動する?」で詳しく解説しています。この記事の手順で解決しない場合は、あわせてご確認ください。

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よくある質問

Q. 特定のユーザーだけにこの設定を適用したいのですが、可能ですか?
A. トランスポートルールの適用条件に、送信者ドメインの条件に加えて受信者(特定のユーザーやグループ)の条件を組み合わせることで、対象範囲を絞り込むことができます。既定のままだとテナント内の全ユーザーに適用される点にご注意ください。

Q. ドメイン単位ではなく、特定のメールアドレスだけをバイパス対象にしたいです。
A. 手順5で [送信者] > [ドメインは] の代わりに [送信者] > [この人物である] の条件を選択し、個別のメールアドレスを指定することで対応可能です。

Q. トランスポートルールを設定してもすぐに反映されません。
A. 反映まで多少時間がかかる場合があります。設定直後にすぐ反映されない場合は、時間を置いてから再度確認してみてください。

 

 

 

まとめ

特定の送信元からのメールをスパム判定を回避して受信トレイに届けたい場合は、以下の順番で対応しましょう。

  1. トランスポートルールで対象の送信元のSCLを-1に設定し、スパムフィルターをバイパスする
  2. Outlook on the web・Outlookクライアントの受信拒否リストに該当の送信元が登録されていないか確認する
  3. それでも解決しない場合は、TrustedListsOnlyの設定やOutlookの迷惑メールオプションの処理レベルを確認する

「バイパス設定をしたはずなのに直らない」という場合は、サーバー側(EOP)の設定だけでなく、メールボックス側の設定もあわせて確認することが解決への近道です。

 

 

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【北海道芸術花火(モエレ沼公園花火)】無料で見られる穴場スポット5選

【北海道芸術花火(モエレ沼公園花火)】無料で見られる穴場スポット5選

札幌の夏を締めくくる一大イベント「北海道芸術花火」(旧・モエレ沼芸術花火)。会場のモエレ沼公園は、イサム・ノグチが手がけたダイナミックな地形を活かした花火演出が魅力ですが、実は公園内は全席有料のチケット制で、無料観覧エリアは用意されていません

とはいえ、チケットがなくても諦める必要はありません!公園周辺には、遠望でも十分に楽しめる「無料の穴場スポット」がいくつも存在します。この記事では、地元でも知られる無料スポットを住所・アクセス・特徴付きで紹介します。

実際に見に行った場所は、インスタで動画を紹介しています。

※花火大会は天候や運営都合で内容が変更になる場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

 

 

 

①丘珠空港緑地(おかだまくうこうりょくち)

  • 住所:北海道札幌市東区丘珠町
  • 特徴:モエレ沼公園の西側に隣接する広い緑地。視界を遮る建物が少なく、地元の人にも定番の無料観覧スポットです。「きたかぜ広場」は子ども連れにも人気、「南東地区」は打ち上げ方向に近く見応えがあります。
  • 駐車場:あり(台数に限りがあるため早め推奨)
  • アクセス:地下鉄東豊線「環状通東駅」からバス、または「新道東駅」からバスで「モエレ沼公園西口」下車、徒歩圏内

 

 

 

 

 

②メガセンタートライアル伏古店 屋上駐車場

  • 住所:〒007-0873 北海道札幌市東区伏古13条3丁目21-1
  • 特徴:モエレ沼公園に比較的近い定番の穴場。周辺に高い建物が少なく見晴らしがよいため、屋上駐車場から花火を見上げられます。24時間営業で店内トイレや買い出しにも困らないのが魅力。正面のマンションが一部視界を遮ることがあります。
  • 駐車場:屋上駐車場あり(利用者用のため買い物と合わせて利用を。レジャーシートを広げるスペースはなし)
  • アクセス:バス停「伏古13条3丁目」から徒歩1分
  • 注意点:当日は混雑し、入出庫がしづらくなることがあります。屋上駐車場の入口が狭いため運転にも注意しましょう。

 

 

 

 

 

③百合が原公園

  • 住所:〒002-8082 北海道札幌市北区百合が原公園210
  • 特徴:モエレ沼公園から少し離れた場所にありますが、東側は視界を遮る建物がなく、花と緑に囲まれながら花火を楽しめます。混雑を避けたい家族連れにおすすめ。
  • 駐車場:あり(約276台)

 

 

 

④中沼エリア(住宅街の公園など)

  • 住所:北海道札幌市東区中沼周辺
  • 特徴:モエレ沼公園南側に位置する住宅街エリア。地元住民が利用する近隣の公園などから、比較的空いた状態で花火を見られることがあります。バス停「中沼小学校通」が目印です。
  • 注意点:住宅街のため、静かに鑑賞し、ゴミ持ち帰り・騒音配慮などマナーを守りましょう。

 

 

 

⑤イオンモール札幌苗穂 屋上(開放実施時のみ)

  • 住所:北海道札幌市東区東苗穂2条3丁目1-1
  • 特徴:過去には近隣の花火大会に合わせて屋上が無料開放され、ミニ縁日が開かれたこともある人気スポット。ただし開放の有無・時間は年や大会によって異なるため、当日は必ず公式サイトやSNSで開放情報を確認してください。
  • アクセス:中央エレベーターまたはミスタードーナツ横エスカレーターで屋上へ(屋上への車の乗り入れ不可)

 

 

 

豆知識:有料席を使うという選択肢も

会場内で迫力ある花火を間近で見たい場合は、公式の有料席(芝生自由エリア・芝エリア・プレミアム席など)を利用する方法もあります。未就学児は保護者の膝の上での観覧に限り無料となる場合があるので、小さなお子様連れの方はあわせてチェックしてみてください。

 

 

 

穴場スポットに行く際の注意点

  • 打ち上げ数時間前から周辺道路の交通規制が始まることが多いため、時間に余裕を持って移動しましょう。
  • 駐車場の数には限りがあるため、公共交通機関の利用がおすすめです。
  • 私有地・立入禁止エリアには入らず、周辺住民への配慮を忘れずに。
  • 虫よけ・防寒対策(北海道の夜は冷えます)も忘れずに準備しましょう。

チケットがなくても、少し足を延ばせば北海道芸術花火を十分に楽しむことができます。ぜひ自分に合った穴場スポットを見つけて、素敵な夏の思い出を作ってくださいね。

 

 

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