今回は、Powershell でコマンドレットで Exchange Online の設定や確認をおこなう場合に、Exchange Online に接続する手順を解説します。
Powershell とは、画面上の設定をコマンドレットで実行する場合などに利用するものです。
画面でできないことが Powershell のコマンドレットを利用することでできる場合などもあります。
※基本認証が廃止されたため、今後はV3モジュールを利用して先進認証でExchangeOnlineに接続する必要があります。
- Powershell にて Exchange Online に接続する手順
- Azure Active Directory (Azure AD) に接続する場合
- セキュリティコンプライアンスセンターへ接続する場合
Powershell にて Exchange Online に接続する手順
- Windows PowerShell を起動します。
- [スタート] をクリックします
- 画面をスクロールさせて、[Windows PowerShell] を右クリックします。
- 画面下に表示される [管理者として実行] をクリックします。
初めて Powershell の利用する場合は、以下のコマンドを実行して設定変更が必要です。実行済みの場合は、2.へ進みます
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
- 警告メッセージが表示されますので、[Y] と入力して [Enter] キーを押下します。
- 接続のために以下のコマンドレットを実行します。
Connect-ExchangeOnline -UserPrincipalName <対象アカウントのユーザー ID (UPN)>
※ 実行すると資格情報が求められますので、管理者のログインID とパスワードで認証を行います。
黄色の警告文が表示されたら、接続が完了となります。
補足で、Azure Active Directory (Azure AD)、SharePoint Online、セキュリティコンプライアンスセンター に接続する場合についても触れておきたいと思います。
それぞれのサービスの設定で利用する場合にご活用ください。
Azure Active Directory (Azure AD) に接続する場合
Get-MsolUser や Set-MsolGroup など Msol がコマンドレットに含む場合は、Azure AD への接続が必要です。
その場合、初回のみモジュールのインストールが必要となります。
※インストールが完了している場合は、[Connect-Msolservice] から実施してください。
インストールする際のコマンドレット
- Powershell を起動して以下のコマンドレットを実行します。
【コマンドレット】
Install-Module -Name MSOnline
特にエラーなどが発生しなければ、インストールは完了しております。
- つづけて以下のコマンドレットを実行し、Office 365 への接続を行います。
コマンドレット実行後、Office 365 管理者のアカウント ID とパスワードを入力してください。
【コマンドレット】
Connect-Msolservice
セキュリティコンプライアンスセンターへ接続する場合
セキュリティコンプライアンスセンターに接続する場合は以下の記事を参考としてくださいね。
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