社畜の所業

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Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

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【Microsoft365参考書】Exchange Online の送信元IPアドレスについて

EOP送信IP

 

Exchange Online Protection (EOP) から送信する際の送信元 IP アドレスや URL については公開された情報がないことを確認しました。

以下の公開情報にExchange Online で受信する際の IP アドレスが公開されていますが、送信時の IP アドレスではないようです。

 

learn.microsoft.com

 

 

 

Exchange Online では、送信時に送信スパムの機能によりスパム判定された場合は、別の IP アドレスプールの経路 (高リスク配信プール) を通って配送されます。

高リスク配信プールにより配信される場合の送信元 IP アドレスについては、40.95.0.0/16 の範囲であることが以下の公開情報に記述されていました。

 

learn.microsoft.com

 

送信サーバーの IP (リレープールは 40.95.0.0/16 の範囲) を調べることで、リレー プール経由でメッセージが送信されたことを確認できます。

 

 Exchange Online で利用するドメインに登録するSPF レコードには、なりすまし送信でないことを証明するために送信に利用するIPアドレスが登録されていますので、送信元IPアドレスを確認することができるかもしれません。

 

 

コマンドプロンプトにて SPF レコードを確認する方法

 

  1-1. コマンドプロンプトを起動します。

  1-2. 以下のコマンドを順番に実行します。

       nslookup

       set type=txt

       spf.protection.outlook.com

 2. エンターキーを押し、表示された ip4から始まる以下の IP アドレスが送信 IP アドレスとして利用されています。

 

40.92.0.0/15

40.107.0.0/16

52.100.0.0/14

104.47.0.0/17

 

SPFレコードについては以下の記事でご紹介しておりますので参考としてくださいね。

it-bibouroku.hateblo.jp