社畜の所業

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Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

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【Microsoft365参考書】Powershellでコマンドレットを実行すると"New update available! "と警告が表示される

Powershellでコマンドレットを実行した際に以下の警告が出てきたので、どういうものなのかについて調べてみました。

 

 

 

警告内容

New update available! 

You are using an older version of Exchange PowerShell cmdlets which may be using (soon to be deprecated) Basic authentication. 

Please install version 2.0.6 of the ExchangeOnlineManagement module to upgrade to the latest version of cmdlets, which are REST based, more secure, reliant and performant than the remote PowerShell cmdlets that you are currently using. 

 
この警告については、先進認証への接続時に利用する V2 モジュールの最新版がリリース (version 2.0.6) されたことをアナウンスしている内容です。
 
なお、バージョンを2.0.6に更新することは必須ではないようですので、V2 モジュールをご利用である場合は、そのまま利用しても問題ありません。
 

なお、コマンドレットを実行した際に 1 回だけ表示されるメッセージであることを確認しており、その後は表示されずコマンドレットが実行可能であることを確認してます。 

  

また、文面の中に基本認証で利用していると記載されているようですが、先進認証でアクセスしている場合でも表示されることを確認してますので、既に V2 モジュールで先進認証を利用している場合は、対応は不要です。 

 

なお、バージョンアップについては、必須ではありませんが、最新のバージョンに更新しておいたほういいとは思いますので、以下のコマンドレットを実行することで可能です。 

 

 

 

 

現在インストールされているモジュールのバージョンを確認する方法 

[構文] 

Import-Module ExchangeOnlineManagement; Get-Module ExchangeOnlineManagement 

  

出力されたVersionにて確認ができます。

 

 

 

モジュールの 最新の公開バージョン にアップグレードする方法 

[構文] 

Update-Module -Name ExchangeOnlineManagement 

  

バージョンを指定して行う方法 

[構文] 

Update-Module -Name ExchangeOnlineManagement -AllowPrerelease -RequiredVersion 2.0.6-Preview6 

 

なお、上記のコマンドレットでエラーが発生するなどうまくいかない場合は、以下のコマンドレットでも最新版に更新することができますのでお試しください。

 

<コマンドレット> 

Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement -AllowPrerelease 

  

また、上記のコマンドレットにて、AllowPrerelease パラメーターが利用できない旨のエラーが発生した場合、以下のコマンドレットにて、PowershellGet を更新してください。

  

<コマンドレット> 

Update-Module PowerShellGet -Force 

 

docs.microsoft.com