社畜の所業

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Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

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【Microsoft365参考書】Connect-IPPSSessionを実行するとWinRM は処理を完了できませんとエラーが発生する場合の対処法

 

 

今回は、PowershellでConnect-IPPSSessionを実行しセキュリティコンプライアンスセンターに接続する際に以下のエラーが発生した事例についてご紹介したいと思います。

 

エラー内容

New-PSSession : [ps.compliance.protection.outlook.com] リモート サーバー ps.compliance.protection.outlook.com への接続に失敗し、次のエラー メッセ
ージが返されました: WinRM は処理を完了できません。 指定したコンピューター名が有効であること、コンピューターにネットワーク経由でアクセスできること、および WinRM サービスのファイアウォールの例外が有効になっていてこのコンピュー
ターからアクセスできることを確認してください。既定では、パブリック プロファイルの WinRM ファイウォールの例外によって、同一のローカル サブネット内のリモートコンピューターへのアクセスは制限されます。
 


"リモート サーバー <URL> への接続に失敗" のエラーは、Exchange Online PowerShell モジュールのバージョンが "3.1.0" の環境では発生しますが、バージョン "3.2.0"以上 では再現しないことを確認しています。
 
バージョン "3.1.0" と "3.2.0" の違いとしては、"3.1.0" ではセキュリティ/コンプライアンスへ接続を行う際に RPS (Remote Powershell Session) プロトコルを利用しており、"3.2.0" 以降のバージョンでは REST プロトコルを使用しています。


RPS プロトコルに関しては廃止されており、2023 年 7 月 15 日以降順次、RPS プロトコルの無効化が展開されている状況です。
 
そのため、REST プロトコルによる接続が必要となることから、本件の回避策としては Exchange Online PowerShell モジュールのバージョンアップすることで回避できます。


以下の手順で最新のモジュールをインストールし、Connect-IPPSSession コマンドレットにてセキュリティ/コンプライアンスに接続することが可能となるかお試しください。
 

 

 

最新の V3 モジュールを利用する方法

1. 現在インストールされているモジュールのバージョンを確認する


[構文]
Import-Module ExchangeOnlineManagement; Get-Module ExchangeOnlineManagement
 
[実行結果例]
ModuleType Version   Name                            ExportedCommands
---------- -------   ----                            ----------------
Script     3.1.0     ExchangeOnlineManagement        {Get-ConnectionInformation, Get-EXOCasMailbox, Get-EXOMail...

 

Versionの値に現在のモジュールのバージョンが表示されます。
 

2. 管理者権限にて PowerShell を起動し、ExchangeOnline Management のアンインストールを実施します。


<実行コマンド>
Uninstall-Module -Name ExchangeOnlineManagement

 

3. 最新のモジュールをインストール、インポートします。


<実行コマンド 1>
Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement
 
<実行コマンド 2>
Import-Module ExchangeOnlineManagement
 


上記手順を実行後、再度、 "現在インストールされているモジュールのバージョンを確認する" を実行し、Version が "3.2.0" 以上になっていることをご確認ください。

 

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