2022/9/30 までにオプトアウトを実行した場合、2022/12/31 までオプトアウトを実行したプロトコルについて基本認証での利用が可能となりました。
ちなみに、オプトアウトの手順は今までと同じようです。
※2023/1/1 以降は、また、変更がなければ、先進認証のみ利用が可能な状態となります。
なお、2022/9/30 までにオプトアウトを実行するのを忘れてしまって各プロトコルの基本認証が無効化されてしまった場合でも、再有効化が可能です。
ちなみに、再有効化を実施した場合も、オプトアウトと同様に2022/12/31 まで基本認証の利用が可能な状態となります。
再有効化の手順は、オプトアウトを実行する手順と同様であり、 [ヘルプとサポート] にて [Diag: Enable Basic Auth in EXO] と入力し、セルフサービス診断を起動し実行する流れになっています。
再有効化の手順は、以下の記事で紹介してますのでご参考としていただけますと幸いです。
なお、オプトアウトが実行されている場合は、メッセージセンターに以下の通知が配信されています。
オプトアウトが完了している通知
MC441440
Exchange オンラインの基本認証 – オプトアウトの確認
メッセージの概要
これは、これまでにテナントに対して受け取った基本的な認証オプトアウト要求を確認します。 私たちは、次のオプトアウト要求を受けています: (対象プロトコル)
これらのプロトコルでは、以前のMC投稿で通知された日付より前に基本認証が無効になることはありません。
SMTP AUTH の設定を無効化または変更することはありません。
残りのプロトコルは、今後数週間で無効になります。ただし、プロトコル の基本認証を再度有効にする必要がある場合 は、上記のアナウンス リンクで概説されている手順に従って、一度有効にすることができます。
追加の時間が経過すると、Exchange Online で基本認証を使用する機会はもうなくなります。
また、テナントによっては、2023/3/31まで延長ができるようで、メッセージセンターに以下の通知が配信されていれば対象となります。
MC424189
Exchange Online の基本認証の非推奨化 – 2022 年 9 月の更新
この特定のメッセージ センターの投稿は、一部の顧客にのみ送信されます。テナントが行ったオプトアウトまたは再有効化の要求は、公開ブログとコミュニケーションに記載されている 2022 年 12 月 31 日 ではなく、2023 年 3 月 31 日に期限切れになり、さらに 3 か月の使用が提供されます。