Microsoft Purview の監査ログでは、メールボックスで操作したログを確認することができ、[ユーザー] の項目に対象のメールボックスを指定することでそのメールボックスで操作したログのみを取得することができます。
ただし、共有メールボックスの場合は、[ユーザー]の項目に共有メールボックスを指定しても、共有メールボックスで操作したログは取得できません。
共有メールボックスの場合は、[キーワード検索]の項目に共有メールボックスのユーザー名(UPN)を指定することで共有メールボックスで操作したログを取得することができます。
以下に手順をご紹介したいと思います。
共有メールボックスで操作した監査ログの取得手順
- 管理者アカウントにて、画面左ペインの [管理センター] - [コンプライアンス] にて、Microsoft Purview にアクセスし にサインインします。
- 左メニューの [監査] をクリックします。
- [日付と時刻の範囲] で [開始] と [終了] の日時を指定します。
- [アクティビティ] の項目から以下の [Exchange メールボックスのアクティビティ] より任意のアクティビティを選択します。
※すべてのアクティビティを取得する場合は指定せずに進めます。
- [キーワード検索] にて対象の共有メールボックスのユーザー名 (UPN) を指定します。
※ 任意で [検索名] で作成するジョブの名前を指定することも可能です。
- [検索] をクリックし、[検索の開始] をクリックします。
- 画面下にジョブが作成されますので、[ジョブの状態] が "完了済み" になるまでお待ちください。
- [ジョブの状態] が "完了済み" になりましたら、ジョブをクリックすることでログを確認することができます。
※ ログをクリックすることで詳細な内容を確認することができます。
以下の記事でも監査ログに関する内容をご紹介してますので、ご参照くださいね。