今回は、Powershellにて、Get-Userのコマンドレットを実行した場合に取得できる情報について、ご紹介したいと思います。
ただし、すべての情報は確認ができませんでしたので、ある程度、利用することが多いことが想定されるものをピックアップしてご紹介させていただきます。
なお、Get-Userでは、連絡先情報の取得可能です。
連絡先情報に関する値
DisplayName
メールボックスの表示名
WindowsEmailAddress
プライマリメールアドレス
UserPrincipalName
ユーザーID(ログインする際のID)
※WindowsLiveIDにもユーザーIDが記録されます
SimpleDisplayName
簡易表示名(組織外へ送信する際に指定できる表示名)
LastName
姓
FirstName
名
Company
会社名
Department
部署
Office
事業所
CountryOrRegion
国/地域
StateOrProvince
都道府県
City
市区町村
Phone
電話番号
PostalCode
郵便番号
Title
タイトル(役職)
Manager
管理者(マネージャー)
Identity
オブジェクトの一意の値
NameとIdにも同じ値が入ります。
設定に関する値
RecipientTypeDetails
受信者の種類 (RecipientTypeよりも詳細な情報です)
ユーザーメールボックス : UserMailbox
会議室メールボックス : RoomMailbox
備品用メールボックス : EquipmentMailbox
共有メールボックス : SharedMailbox
配布グループ : MailUniversalDistributionGroup
メールが有効なセキュリティグループ : MailUniversalSecurityGroup
Microsoft365グループ : GroupMailbox
IsInactiveMailbox
非アクティブなメールボックスであるか
True : 非アクティブなメールボックス
False : アクティブなメールボックス
WhenSoftDeleted
メールボックスを削除した日時
非アクティブなメールボックスに変換した日時として確認できます。
WhenCreated
メールボックスに紐づく AD ユーザーまたは Azure AD ユーザーが作成された日時
※WhenCreatedUTCはUTC(世界標準時)で表示されます。
WhenChanged
メールボックスの設定が更新された日時
※WhenChangedUTCはUTC(世界標準時)で表示されます。