[Outlook クライアント] 画面右上のトグルである [新しい Outlook を試す] を [オフ] から [オン] とすることで、Windows 標準メーラーである [メール] が [新しい Outlook] (新しい Outlook for Windows) に置き換わります。
[Outlook クライアント] はそのまま変化は無く、[新しい Outlook] (新しい Outlook for Windows) には置き換わりません。
[新しい Outlook] は、Windows 標準メーラーの [メール] が対象ですので、Microsoft 365 Apps の [Outlook クライアント] や MSI 版 [Outlook クライアント] には影響ありません。
なお、[Outlook クライアント] が廃止され、[新しい Outlook] (新しい Outlook for Windows) に完全に移行するわけではありません。
なお、[新しい Outlook] (新しい Outlook for Windows) は、現段階(2023年10月)でプレビュー機能となってます。
[Outlook クライアント] 画面右上のトグルである [新しい Outlook を試す] を [オフ] から [オン] とすることで、Windows 標準メーラーである [メール] が [新しい Outlook] (新しい Outlook for Windows) に置き換わり、[新しい Outlook] 自体をダウンロードする動作にはなります。
なお、PowerShell を使用して "新しい Outlook" への接続を無効、レジストリ値を設定することで [新しい Outlook を試す] のトグルを非表示とすることが可能です。
以下に手順をご紹介したいと思います。
- 1. PowerShell を使用して [新しい Outlook (OneWinNativeOutlookEnabled)] を [無効 (false)] とする
- 2. レジストリを設定してで [新しい Outlook を試す] のトグルを非表示とする
1. PowerShell を使用して [新しい Outlook (OneWinNativeOutlookEnabled)] を [無効 (false)] とする
以下の記事を参考にExchangeOnlineに接続してから実行してください。
<構文>
Set-CASMailbox -Identity <ユーザーのメールアドレス> -OneWinNativeOutlookEnabled $false
2. レジストリを設定してで [新しい Outlook を試す] のトグルを非表示とする
1. 画面左下 Windows のマークを右クリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
2. [名前] 欄に "regedit.exe" と入力し、[Enter] キーを押します。
※ [ユーザー アカウント制御] 画面が表示された場合は、[はい] をクリックします。
3. レジストリ エディターで、以下のレジストリ キーを登録します。
値の場所 : HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Options\General
値の名前 : HideNewOutlookToggle
値の種類 : REG_DWORD
値のデータ : 1
※ 0 が規定値となっております。0 と 1 の値は以下の内容です。
0 - [新しい Outlook を試す] トグル (選択した更新チャネルで使用可能な場合) がユーザーに表示されます。
1 - [新しい Outlook を試す] トグルが非表示になります。
OutlookやOfficeアプリについては以下の記事も参考としてくださいね。