社畜の所業

社畜の所業

Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

※このサイトはPR記事を含みます。

【Microsoft365参考書】officeアプリにサインインする際に「エラー問題が発生しました。[1200]」と表示されサインインができない?

 

Officeアプリにサインインする際に「エラー問題が発生しました。[1200]」と表示され、サインインができない場合の回避策についてご紹介したいと思います。

 
OutlookExcel/Word/PowerPoint/Teamsなどにてエラーが発生し、ウェブ版では問題がないというシナリオです。

 

本エラーについては、端末内に残存する Office のサインイン情報を削除することで改善する可能性がありますので、以下手順をお試しください。 

 

 


   

 

Office からサインアウトする 

1. いずれかの Office (Excel など) を起動し [アカウント] をクリックします。 
2. [サインアウト] をクリックします。 
3. "Office からサインアウト" 画面が表示されましたら、[サインアウト] をクリックし、サインアウトを完了します。 
   複数のアカウントでサインインしている場合は、すべてのアカウントでサインアウトを実行します。 
   サインインしているアカウントがない場合、上記の操作は不要です。 
4. 起動中のすべての Office を終了します。 
 
 

 

 

[職場または学校アカウント] に登録した、アカウントの切断について 

1. スタート メニューより歯車マークの [設定] をクリックします。 
2. [アカウント] - [職場または学校にアクセスする] をクリックします。 
3. "職場または学校アカウント" として表示されている項目がある場合、"切断" をクリックします 
※ Azure AD や AD に接続済みの項目を "切断" しますと、ドメインから外れてしまいますので、Azure AD や AD に接続済み の項目は切断しないようにご注意ください。 
 

 

 

OlicenseCleanup.vbs を実行する 

※ 本操作を実行するためにはローカルの管理者権限 (Administrator) が必要となりますのでご留意ください。 
Google Chrome または Microsoft Edge をご利用ください。 
 
1. 下記 URL にアクセスします。 

Microsoft 365 Apps for enterprise のライセンス認証の状態をリセットする - Microsoft 365 Apps | Microsoft Learn


2.  ページ中央部の "方法: スクリプトを使用してクリーンアップ プロセスを自動化する" の項目 1 番にある [OlicenseCleanup.zip] のリンクをクリックし、OlicenseCleanup.zip をダウンロードします。 
3. ダウンロードした OlicenseCleanup.zip 内の OLicenseCleanup.vbs (VBScript Script ファイル) をダブルクリックし、スクリプトを実行します。 
   スクリプトは数秒で完了します。 
※ ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとすぐに実行されるため、該当の端末で実行してください。
 
 

 

 

WAM のキャッシュ クリア 

現在の Microsoft 365 の認証処理は、WAM に委譲して行われます。 
下記手順を参考に、WAM のキャッシュ クリアを実施ください。 
 
1. エクスプローラーを開き、アドレス バーに次の場所を入力します。 
   %LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.AAD.BrokerPlugin_cw5n1h2txyewy\AC\TokenBroker\Accounts 
 
2. Ctrl + A キーを押して、すべてを選択します。 
3. 選択したファイルを右クリックして、[削除] を選択します。 
4. エクスプローラーのアドレス バーに次の場所を入力します。 
  %LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.Windows.CloudExperienceHost_cw5n1h2txyewy\AC\TokenBroker\Accounts 
 
5. 同様にすべてのファイルを選択して削除します。 
6. エクスプローラーのアドレス バーに次の場所を入力します。 
 
  %LOCALAPPDATA%\Microsoft\TokenBroker\Cache 
 
7. 同様にすべてのファイルを選択して削除します。 
8. エクスプローラーのアドレス バーに次の場所を入力します。 
 
  %LOCALAPPDATA%\Microsoft\OneAuth 
 
9. 同様にすべてのファイルを選択して削除します。

10. エクスプローラーのアドレス バーに次の場所を入力します。 
 
  %LOCALAPPDATA%\Microsoft\IdentityCache 
 
11. 同様にすべてのファイルを選択して削除します。 
12. 削除完了後、PC を再起動します。 
 
上記までの一連の手順の後、サインインを実施いただき、改善がみられるか確認してみてください。

 

OutlookやOfficeアプリについては以下の記事も参考としてくださいね。

 

it-bibouroku.hateblo.jp