社畜の所業

社畜の所業

Microsoft365の機能について解説をしていきたいと思います。このブログの情報をご活用いただければ幸いです。たまに他の情報も取り入れていきたいと思います。

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【Microsoft365参考書】Officeアプリを起動するとエラーコード80070005が表示

Officeアプリを起動するとサインイン画面が表示され、ログインしようとしても「問題が発生しました サインインできませんでした。このエラーが解決されない場合、システム管理者に連絡して、エラーコード80070005をお知らせください」が表示されサインインができない事象について回避策をご紹介したいと思います。

 

なお、この事象の場合、Web版のOfficeだと問題なくアクセスはできます。

 

事象発生端末でのコントロール権限の付与および、既存アカウントの残存情報の削除で解消できる可能性がありますのでお試しください。

 

1. NETWORK SERVICE のフル コントロール権限付与について 

1. レジストリ エディターを起動します。 
   ※ [スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、「regedit」と入力して、[OK] をクリックします。 
 
2. 左側のツリーにて、"HKEY_USERS\S-1-5-20" を選択します。 
3. 右クリックし、[アクセス許可] をクリックします。 
4. "グループ名またはユーザー名" の一覧から、"NETWORK SERVICE" を選択します。 
   ※ "NETWORK SERVICE" が存在しない場合には、[追加] から "NETWORK SERVICE" を作成します。 
 
5. "アクセス許可(P): NETWORK SERVICE" の一覧で、"フルコントロール" の許可にチェックが入っているかを確認します 
   チェックが入っていない場合は、フルコントロールの許可にチェックを入れます。 
6. [OK] をクリックし、レジストリエディターを閉じます。 
 

 

2. Microsoft 365 Apps のライセンス認証情報を削除する 

 

2-1. Office からサインアウトする 

1. いずれかの Office (Excel など) を起動し [アカウント] をクリックします。 
2. [サインアウト] をクリックします。 
3. "Office からサインアウト" 画面が表示されましたら、[サインアウト] をクリックし、サインアウトを完了します。 
   複数のアカウントでサインインしている場合は、すべてのアカウントでサインアウトを実行します。 
   サインインしているアカウントがない場合、上記の操作は不要です。 
4. 起動中のすべての Office を終了します。 
 

2-2. OlicenseCleanup.vbs を実行する 

※ 本操作を実行するためにはローカルの管理者権限 (Administrator) が必要となります。 
Google Chrome または Microsoft Edge をご利用ください。 
 
1. 下記 URL にアクセスします。 

learn.microsoft.com


 
2. [方法: スクリプトを使用してクリーンアップ プロセスを自動化する] 項の項番 1 にある [OlicenseCleanup.zip] のリンクをクリックし、OlicenseCleanup.zip をダウンロードします。 
3. ダウンロードした OlicenseCleanup.zip 内の OLicenseCleanup.vbs (VBScript Script ファイル) をダブルクリックし、スクリプトを実行します。 
   スクリプトはすぐに完了します。 
4. 端末を再起動します。 
5. ライセンス認証を実施する際に "いいえ、このアプリのみにサインインします" をクリックし、正常にサインインが可能となるかご確認ください。 
 

2-3. WAM のキャッシュ クリアを実施する 

以下公開情報の "5. 以下のフォルダ配下のファイルを全て削除します。" の手順に従って操作を実施し、正常にサインインが可能となるかご確認ください。 
 

officesupportjp.github.io