今回は、Microsoft 365 にサインインすると[詳細情報が必要]と表示され、期限が表示されている事象についてご紹介したいと思います。
この事象については、[セキュリティの既定値群] が有効になっていることで、発生していることを確認しておりますので、[セキュリティの既定値群] 機能を無効化することで回避することができます。
なお、無効化が反映されるまでに 30 分から 1 時間ほどかかる場合があるようですので、ご注意ください。
以下に手順をご紹介します。
[セキュリティの既定値群] 機能の設定状況確認、無効化手順例
- 対象テナントの全体管理者アカウントにて以下の URL からAzure Active Directory 管理センターにアクセスします。
URL : https://aad.portal.azure.com/
- [Azure Active Directory 管理センター] が開かれたら、左ペインより [Azure Active Directory] をクリックし、上部の [プロパティ] の順にクリックします。
- [プロパティ] の画面が表示されましたら、画面下部の [セキュリティの既定値群の管理] というリンクをクリックします。
- 画面右側より [セキュリティの既定値群の有効化] 項目が表示されますので、[いいえ] に設定されている場合には、[はい] に切り替えて画面下部の [保存] ボタンをクリックします。
- 正常に保存されましたら再度、画面下部の [セキュリティの既定値群の管理] というリンクをクリックします。
- 画面右側より [セキュリティの既定値群の有効化] 項目が表示されますので、[有効(推奨)] に設定されている場合には、[無効(推奨しません)] に切り替えて画面下部の [保存] ボタンをクリックすることにより、本機能を無効化することが可能です。
※ 無効化の際には簡単なアンケート画面が表示されますので、無効化する理由にチェックをつけると、[保存] ボタンがクリック可能となります。