今回は、Teamsのデスクトップクライアントにサインインできない場合の対処法をご紹介したいと思います。
まずはこの2点を試してみて事象が改善するかご確認ください。
キャッシュクリアの実施
- Microsoft Teams を終了します。
- Windows キーを押下したまま、[R] キーを押下します。
- [ファイル名を指定して実行] のダイアログが表示されましたら、[名前] に "%AppData%\Microsoft" を入力し、[OK] をクリックします。
- [Teams] フォルダーを削除します。 ※ 削除できない場合は、Microsoft Teams や Outlook、Word、Excel などの Office アプリケーションが起動している可能性がございますので、起動中であればそれらをすべて終了します。
- 同様に Windows キーを押下したまま、[R] キーを押下し、表示されたダイアログに "%LocalAppData%\Microsoft" と入力し、[OK] をクリックします。
- [Teams] フォルダーを削除します。
- 端末を再起動します。
- 以下の URL にアクセスしていただき、現在提供されている最新バージョンの Microsoft Teams のインストールをしてください。
URL: https://teams.microsoft.com/download
この事象に限らずTeamsのデスクトップクライアントで問題が発生した場合はキャッシュクリアをまずは試してみましょう
AzureADJoinの一時停止
[Azure AD Join] は Windows 10 の機能で、 デバイス情報を Office を通じて Azure 上に登録する機能であり、デバイス管理などにも利用されます。
また、Windows 10 端末に Microsoft 365 アカウントが紐づけられます。
このAzureADJoinが関係していた事例がありますので、一時停止してからTeamsのデスクトップクライアントにサインインすることができるか試してみましょう。
- Windowsのスタート メニューより歯車マークの [設定] をクリックします。
- [アカウント] - [職場または学校にアクセスする] をクリックします。
- [職場または学校アカウント] にライセンス認証を行ったアカウント情報が表示されているか確認します。
- サインアウトを行うユーザー アカウントを選択して [切断] をクリックします。
"AD に接続済み" の項目を "切断" しますと、ドメインから外れてしまいますので、"AD に接続済み" の項目は切断しないようにご注意ください。