- [仕分けルール] をエクスポート/バックアップします。
- コマンドラインスイッチ Outlook.exe /cleanrules を実行します。
- エクスポート/バックアップした [仕分けルール] をインポートします。
今回はOutlookクライアントで [仕分けルールと通知の管理(L)] を開くと、Microsoft Outlook ダイアログ [サーバーから仕分けルールを読み取り中にエラーが発生しました。サーバーのルール形式は認識できませんでした。] とエラーが表示される場合の回避策についてご紹介したいと思います。
なお、このエラーが発生した場合、ルールの削除もできないようでした。
このエラーは
回避策として、コマンドラインスイッチを用い、[仕分けルール] をクリーンな状態へとすることで解消できる可能性があります。
以下に手順をご紹介したいと思います。
[仕分けルール] をエクスポート/バックアップします。
[仕分けルール] をクリーンにするコマンドラインスイッチ Outlook.exe /cleanrules は、設定されている [仕分けルール] を削除します
そのため、事前に、設定されている [仕分けルール] のバックアップを行うか、必要に応じスクリーンショットをとっておくことをオススメします。
1. [Outlook クライアント] を起動します。
2. [メール] 画面の [ホーム] タブから [移動] セクション > [ルール] のプルダウンメニューから [仕分けルールと通知の管理] をクリックします。
3. [仕分けルールと通知] 画面が開きます。チェックを外しているルールはエクスポートされません。エクスポート/バックアップが必要なルールにチェックが入った状態となっていることを確認します。チェックのオン/オフを行った場合は、[適用(A)] をクリックします。
4. [仕分けルールと通知] 画面中央に表示されている [オプション] をクリックします。
5. [オプション] 画面にて [仕分けルールをエクスポート(E)...] をクリックし、任意の場所に保存します。
6. [OK] > [OK] を押して、[仕分けルールと通知] 画面を終了します。
7. rwz ファイルとして出力されます。
コマンドラインスイッチ Outlook.exe /cleanrules を実行します。
Outlook.exe /cleanrules を実行することで、[仕分けルール] における格納領域をクリアすることが可能です。
1. [Outlook クライアント] を閉じます。
2. PC 端末のWindows の [スタート] ボタンを右クリックし、[ファイル名を指定して実行(R)] をクリックします。または、キーボードの Windows ロゴ キーと R キーを押します。
3. [名前(O):] 欄に Outlook.exe /cleanrules と入力し、[OK] をクリック、または、[Enter] キーを押下します。
※ Outlook.exe と / の間にはスペースが必要です。
4. [Outlook クライアント] が自動的に起動します。
※ 反映が完了するまでお時間を要することが想定されます。
[メール] 画面の [ホーム] タブ > [移動] セクション > [ルール] > [仕分けルールと通知の管理(L)] をクリックし事象が解消されるか確認してください。
エクスポート/バックアップした [仕分けルール] をインポートします。
1. [Outlook クライアント] を起動します。
2. [ホーム] タブから [移動] > [ルール] > [仕分けルールと通知の管理] をクリックします。
3. [仕分けルールと通知] 画面が開きますので、[オプション] をクリックします。
4. [オプション] 画面にて [仕分けルールをインポート] をクリックし、保存済みの .rwz ファイルを選択して [開く] > [OK] をクリックします。
5. [仕分けルール] がインポートされたことを確認し、[OK] を押して [仕分けルールと通知の画面] を終了します。
類似事例として以下のような事象もあります。