検疫に隔離されたメールを一覧でCSVファイルに出力する場合、Powershell で Get-QuarantineMessage を実行することで可能です。
なお、検疫はスパム、マルウェア、フィッシングなどで判定された場合に、隔離される場所です。
以下の記事も参考としてくださいね。
以下にGet-QuarantineMessageコマンドレットをご紹介します。
以下のサイトの手順にて、Exchange Online に接続してから実行してください。
検疫に隔離されたメールの情報を一覧で取得するコマンドレット
<構文>
Get-QuarantineMessage -PageSize 1000 -Page 1 | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path "出力先\ファイル名"
<実行例>
Get-QuarantineMessage -PageSize 1000 -Page 1 | Export-CSV -Encoding UTF8 -Path "C:\temp\Get-QuarantineMessage.csv"
※ 上記の実行例では、検疫の情報一覧を C ドライブ配下の temp フォルダー内に "Get-QuarantineMessage.csv" のファイル名にて保存しております。
1 回のコマンドレットで 1000 件まで取得が可能です。2 ページ目 (1001 件から 2000件) からは [-Page 1 ] を [-Page 2 ] と書き換えて出力出来ますので、情報量が多い場合はページ数を書き換えてお試しください。
[-Page 1000] まで指定が可能です。
主な出力項目
・[ReceivedTime] : 受信日時
・[MessageId] : メッセージ ID
・[SenderAddress] : 送信者のメールアドレス
・[RecipientAddress] : 受信者のメールアドレス
・[Subject] : 件名
・[Type] : 検疫された種類
・[Released] : 解放状況 (FALSE/未開放、TRUE/解放済)
・[Expires] : [検疫] 内から削除される日