Microsoft365 を利用している中で障害が発生するというケースがあります。
その場合、どのように確認すればいいかについて解説していきたいと思います。
まず、障害には、「アドバイザリ」と「インシデント」があります。
それぞれの違いは以下のとおりです。
アドバイザリ (勧告)
一部のユーザーに影響する問題が認識されているが、サービスは使用可能な状態です。多くの場合、回避策があり、問題は一時的なものである可能性があるか、または影響範囲が限られています。
インシデント (事故)
重大な問題であり、サービスまたはサービスの主な機能が使用できない状態です。例として、メールの送受信やサインインができない場合などがあります。
インシデントの方は顕著に影響が大きいものです。
まずは、Microsoft365 のポータル画面に [サービス正常性] という項目があり、そこから障害が発生している場合に確認することができます。
手順は以下のとおりです。
サービス正常性の確認方法
グローバル管理者など管理者権限を持つアカウントで所有するMicrosoft365テナントにサインインし、サービス正常性 (https://portal.office.com/adminportal/home#/servicehealth) のページから確認することができます。
復旧済みである場合は、30 日以内の情報が [サービス正常性] 画面の [問題の履歴] をクリックすることで確認ができます。
なお、Microsoft 365 管理センターへのアクセスそのものができない障害が発生した場合には、以下のサイトや X(Twitter) により情報を確認することができますので、参考として記載しておきます。
[X(Twitter) の Microsoft 365 Status で確認する]
下記にて影響が広範囲にわたるサービス インシデントに関する情報が確認できます。必要に応じてフォローすることもご検討ください。
[Microsoft service health status を確認する]
下記より Microsoft 365 の稼働状況が確認できます。