Microsoft Teams の会議ポリシーまたは通話ポリシーを設定し、テナント内のユーザーに適用することにより、それぞれ使用可否を制限することができます。
以下に制限をかけた場合の表示やポリシーの設定とユーザーへの設定方法も併せて記載いたします。
※ 設定の反映までに時間を (最大 24 時間前後) 要する場合があります。
◆ ビデオ会議
◇ [音声] - [通話ポリシー] - [DisallowCalling] のポリシーが選択されているユーザーは、プライベートチャット・グループチャットでのビデオ通話、音声通話 、画面共有が制限されます。
なお、制限をかけていないユーザーが、制限をかけられたユーザーとのプライベートチャットで、通話ボタンを押した場合「通話をしようとしている相手が Teams の通話を受信できません」と表示が出て通話が行えません。
◇ [会議ポリシー] - [音声とビデオ]- [IP ビデオを許可する] をオフ
会議の中ではビデオマークが、グレーアウトした状態となり、自分の画像が映らない状態となります。
カーソルを合わせた際の表示:管理者によりビデオ共有が無効にされています
◇ [会議ポリシー] - [一般]- [チャネルで "今すぐ会議" を許可する] をオフ
チャネルでのビデオマークの "会議を開始" ボタンが非表示になります。
◆ 画面共有
◇ [会議ポリシー] - [一般]- [コンテンツの共有]- [画面共有モード] を無効
カーソルを合わせた際の表示:会社の管理者により画面共有が無効にされています。
◆ PPT共有
◇ [会議ポリシー] - [一般]- [コンテンツの共有]- [PowerPoint の共有を許可する] をオフ
という項目はありますものの、オフに設定したユーザーでも、PowerPoint ファイルの画面共有は可能な状況でした。
◆ デスクトップ共有
◇ 画面共有を無効にすると、デスクトップ共有の表示も出てきません。
[会議ポリシー] - [一般]- [コンテンツの共有]- [画面共有モード] を無効
カーソルを合わせた際の表示:会社の管理者により画面共有が無効にされています
◆ 音声会議
◇ [音声] - [通話ポリシー] - [DisallowCalling] のポリシーが選択されているユーザーは、プライベートチャット・グループチャットでのビデオ通話、音声通話 、画面共有が制限されます。
なお、制限をかけていないユーザーが、制限をかけられたユーザーとのプライベートチャットで、通話ボタンを押した場合「通話をしようとしている相手が Teams の通話を受信できません」と表示が出て通話が行えません。
◆ ホワイトボード
◇ [会議ポリシー] - [一般]- [コンテンツの共有]- [ホワイトボードを許可する] をオフ
ホワイトボードが非表示となり出てきません。
■ ポリシーの作成・変更手順
▼ 手順 1: 会議ポリシーの作成・変更
- 管理者アカウントにて Microsoft 365 管理センター (https://admin.microsoft.com/Adminportal/) にサインインします。
- 画面左の [管理センター] - [Teams] をクリックし、Microsoft Teams 管理センターを開きます。
- Microsoft Teams 管理センターの左ペインメニューより [会議] - [会議ポリシー] をクリックします。
- [+ 追加] をクリックします。
- ポリシー名を入力します。
※ 組織全体で既定で割り当てているポリシーを変更する場合は、4.5. は行わず、"グローバル (組織全体の設定)" を選択します。
- 制限したい項目を "オフ" にします。
- [保存] をクリックします。
▼ 手順 2: ポリシーの割り当て
- Microsoft Teams 管理センターにて、画面左メニューから [ユーザー] をクリック
- ポリシーを割り当てるユーザーを選択する
- 画面中部の [ポリシー] タブをクリック
- "割り当て済みポリシー" の [編集] をクリック
- "会議 ポリシー" または "通話ポリシー" のプルダウンから、編集したしたポリシー名称を選択
- [適用] をクリック
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