OneDrive や SharePoint などのクラウド上に保存されているファイルが開けない場合は、Office のサインイン情報やキャッシュの影響を受けている場合があります。
以下の手順にて、問題が改善されるかお試しください。
1. Office への再サインインについて
更新情報が正しく反映しない場合、Office のサインインのやり直しで改善する可能性があります。
1. Office からサインアウトする
1. いずれかの Office (Excel など) を起動し [アカウント] をクリックします。
2. [サインアウト] をクリックします。
3. "Office からサインアウト" または "アカウントの削除" 画面が表示されましたら、[サインアウト] または [はい] をクリックし、サインアウトを完了します。
複数のアカウントでサインインしている場合は、すべてのアカウントでサインアウトを実行します。
4. 起動中のすべての Office を終了します。
2. [職場または学校アカウント] に登録した、アカウントの切断について
1. スタート メニューより歯車マークの [設定] をクリックします。
2. [アカウント] - [職場または学校にアクセスする] をクリックします。
3. "職場または学校アカウント" として表示されている項目がある場合、"切断" をクリックします
※ Azure AD や AD に接続済みの項目を "切断" しますと、ドメインから外れてしまいますので、Azure AD や AD に接続済み の項目は切断しないようにご注意ください。
上記の操作後、Office を起動しサインインし、事象が改善されるかご確認ください。
2. Office ドキュメント キャッシュの削除について
Office アプリ内のキャッシュファイルが原因となっている場合は、削除をすることで改善される可能性があります。
キャッシュクリアの手順について
1. Office アプリ (Excel など) を開きます。
2. [ファイル] - [オプション] - [保存] の順にクリックします。
3. "キャッシュの設定" の項より、[ファイルを閉じたときに Office ドキュメント キャッシュから削除する] オプションでチェックを入れ、有効に設定し、[キャッシュ ファイルの削除] をクリックします。
完全なキャッシュクリアの手順について
1. Ctrl + Shift + Esc キーを押してタスクマネージャーを起動します。
2. [プロセス] タブで [MSOSYNC.EXE] が存在する場合、クリックし、[プロセスの終了] をクリックしてから、タスク マネージャーを終了します。
3. %userprofile%\AppData\Local\Microsoft\Office\16.0\ に移動します。
4. OfficeFileCache フォルダー配下のファイルを削除できるもののみ、削除して下さい。
5. スタートメニューを右クリックして [ファイル名を指定して実行] から regedit と入力し、レジストリ エディタを起動します。
6. 以下のキーを展開します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Internet\Server Cache
7. Server Cache キーを選択し、削除します。
8. OS を再起動します。